・第3章 利権の道具と化した温暖化問題。・「温暖化は二酸化炭素のせい」というプロパガンダ」。「温暖化は二酸化炭素のせいだ」という説を若い人ほど信じている割合が高いといわれています。中学高校の地学や理科総合科目の教科書にこの説が乗っているからです。気候変動の要因は、二酸化炭素のほか、太陽活動を筆頭に、雲、水蒸気、宇宙線、地球の軌道、海流の変動、都市化などの様々な要因があります。これだけの要因がありながら、日々接している各種メディアからの情報が二酸化炭素温暖化説一色です。過去の災害の統計数字を見せながら「台風や山林火災は昔に比べて特に増えていない。太陽活動の変動な度によって地球は周期的に温暖化と寒冷化を繰り返してきた」というまっとうな報道番組を見たことがありません。二酸化炭素は少し前までは「人類の味方だ」と言われていました。二酸化炭素は植物の光合成を通じて人類に不可欠な食料を提供してくれます。人類の歴史を振り返れば、温暖化より寒冷化の方が深刻な被害をもたらしました。二酸化炭素による温暖化説は誤った根拠に基づく説にもかかわらず、大げさな非科学的なプロパガンダに全世界が洗脳されています。・「二酸化炭素による温暖化に目を着けた原子力業界」。加圧水型軽水炉の発明者であるワインバーグ氏が1977年に米エネルギー研究開発庁(ERDA)に設置された「二酸化炭素の地球規模の影響に関する研究グループ」の議長に就任。二酸化炭素温暖化説を原子力発電推進のために利用する政治的な活動を始めました。ERDAは1977年にエネルギー庁(DOE)に昇格しました。1979年に起きたスリーマイル島事故の悪影響に悩んでいたDOEは、「原発推進のための気候変動研究」へと資金提供を開始しました。DOEの後押しにより、二酸化炭素温暖化説を唱える研究者は豊富な資金を獲得するようになりました。DOEは温暖化懐疑論者への攻撃も始めました。これが災いして、ニューエル氏は研究資金を得られなくなりました。DOEは1982年に英国イースト・アングリア大学の気候ユニット(CRU)に12万ドルの資金援助をしました。しかしCRUの研究者たちは、2009年のIPCC第4次評価報告書で温暖化を強調する気温データの操作をおこなったことが発覚しました。(クラスメート・ゲート事件)。・「サッチャー元首相の存在」。1988年にIPCCが設立された陰に、サッチャー首相がいたことも見逃せません。炭鉱業界のストライキに手を焼いたサッチャー氏が、石炭業界を悪者にするため「二酸化炭素は有害」キャンペーンを打ちました。ライバル政党である労働党の支持基盤である全国炭鉱労働組合の力を削ぐため炭鉱を相次いで閉山していきました。コストの安い石炭火力発電も、原子力発電推進したい英国政府には邪魔な存在でした。英国政府はパドレー気象予想センターを設立し、研究資金を投じることにしました。政府の研究資金に依存する研修者はこの動きに敏感でした。その分野は多岐にわたりました。21世紀にはいると先進国は再び原発推進に舵を切りました。各国の動きは「原子力ルネサンス」と呼ばれましたが、IPCCもこれに一枚かんでいました。・「牛のゲップまで問題!?」。二酸化炭素に加え、最近ではメタンガスも標的になっています。国連食利農業機関は2013年「温室効果ガス排出の16%分(二酸化炭素に換算)は畜産業に由来する」と発表しました。また、地球温暖化防止の面から有効な蛋白源として昆虫食も注目されています。「牛のゲップ」問題に各国政府も対策に乗り出しており、オランダ政府は「畜産農家を30%削減する」方針穂明らかにしています。・「メタンガス排出を削減するための技術の開発」。IPCC派学者たちは「メタンガスは二酸化炭素より25倍も温室効果が大きい」と騒いでいますが、1万2000メートル上空の話であり、メタンガスの場合、二酸化炭素以上に水蒸気によるマスキング作用が強力なので、地表での温暖化は全く無視して良いのです。・「研究者たちの欺瞞」。研究者の世界でも「同町圧力」が非常に強くなり、研究者の良心を持ち続けるのは非常に難しい環境です。懐疑的な発言をするやいなや「陰謀論だ」「妄想だ」と大バッシングで村八分のような状態に陥ります。IPCC派学者たち、二酸化炭素による温暖化に批判的な研究者を迫害する「懐疑派バスターズ」のような役割を演じています。米国では温暖化説に批判的な学者の論文が発表されないように、主要な気象関連雑誌に審査員制度を利用したファイアーウォールが設けられているそうです。日本でも「気候変動は自然の変化だ」と主張すると研究資金が貰えず、時には大学から追放されるとの噂が絶えません。私たちは「学習までがウソをつく」と思っていないので、まんまと騙されてしまっているのです。・「温暖化問題の利権の構図」。研究者にとって、温暖化対策、とりわけ再生可能エネルギー推進のプロバガンダに乗ることには大きな「うま味」があります。政府から研究費が執りやすいのです。気候変動モデルを使って予測している研究者は自然変動の影響の大きさをよく知っていますが、それを言ってしまうと自分の立場が危うくなります。分かっていることだけを気候モデルに入れて計算して、モデル上は二酸化炭素が倍増したら平均気温は4度上昇する。その結果を見て7「これはお金になる」と考えているとしか思えません。きわめて不健全です。・「太陽光による環境破壊」。エコであるはずの太陽光発電設備が日本の美しい国土を破壊しています。太陽光発電は他の発電方式と違って変換率が低いです。「太陽光発電は非効率だが、環境負荷が低いので積極的に導入すべき」というのが環境派と呼ばれる人たちの主張です。しかし太陽光発電の大量導入による生態系の破壊が深刻化している状況は看破できません。太陽光パネルは、火力発電や原子力発電と比較すると、同じ量の発電をするのに100倍以上の土地を必要とします。それだけの土地を確保するために畑や山林を潰し、整地するために大量の除草剤が散布されます。そのせいで地盤が弱体化し、地滑りを起し、地下水を蓄える機能も著しく低下します。「エコ」の名のもとで、とんでもない自然破壊が横行しているのです。大きな発電量を得ることができる夏場の改正時には、パネルが黒色なので、パネルの温度は摂氏70度以上にもなり、その地域全体に強い上昇気流が発生します。局地的な気候まで変えてしまいます。・「災害が多発するメガソーラー」。2024年3月時点で紛争中の市町村は全国で350以上あるといわれています。2021年7月3日、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生し、死者、行方不明者は28人を数えました。地質学者の塩坂邦雄氏は「屋根部の開発を行ったため、いままで保水力のあった森がなくなり、雨水が流出した。さらに太陽光発電所への進入路があったことが、土石流の起点に水がたまり、水が全部盛り土に来てしまった」との見解を示しています。一方、静岡県の難波喬司副知事(当時)は「太陽光発電所が土石流に直接影響を与えたとは考えていない」との見解を述べています。土石流の遺族や被災者ら110人は、土地の所有者や県や市に対して、合計で約64億円の損害賠償を求める裁判を起こしています。・「大量に発生する産業廃棄物」。太陽光パネルは、一般的に寿命は20~30年と言われています。太陽光パネルはゴミとして燃やすことができないため、地中に埋められるのですが、太陽光パネルから有毒重金属が流出して地下水を汚染することが危惧されています。太陽光発電事業者の中に廃棄費用まで負担できる企業がどれだけあるか未知数です。多くは放置されたり、不法投棄されたりするのではないかと心配されています。「2040年問題」と呼ばれている問題です。2032年に電力会社が再生可能エネルギーで発生した電気を一定の価格で買い取る制度が終了するため、太陽光パネルの廃棄量は最大年間で50万トンまで増加することが見込まれています。・「環境原理主義の本質」。環境原理主義者は「たとえ国の経済が破綻しても、地球を守るためには脱酸素は至上命題」だと本気で信じているように思えます。環境原理主義者の源流は、とりわけドイツです。環境運動は社会主義との共通点が多いと思います。ソ連が崩壊しマルクス主義が退潮した後、ドイツをはじめ欧州で環境主義が勢力を伸ばしてきたのは偶然ではないのです。しかし、ドイツは戦後最悪の不況に陥っています。ドイツは2024年に総発電量に占める再生可能エネルギー59%に上昇し再生可能エネルギー固定角買い取り制度の負担は今や1兆ユーロ(約161兆円)に達とています。ドイツの「気候産業複合体」とは、官僚、学者、環境活動家、ロビイストからなるグループのことです。人的ネットワークを通じて温暖化対策の便益を過大評価する一方、コストを過小評価することにより、巨額の補助金を持続させようとしています。グリーンピースや世界自然歩基金(WWF)などの環境NGOは、気候産業複合体の突撃隊的な役割を果たしています。彼らは科学的、技術的な合理性の代わりに恐怖と感情に訴えて、風力、太陽光ののみを推奨します。学気候産業複合体は気候変動の危機を煽り、野心的行動を求める論文が次々と発表され、その多くがIPCC報告書に引用されています。
・第4章 日本の国力低下をもたらす温暖化政策。・「第7次エネルギー基本計画」。政府は2025年2月、脱炭素電源を大幅に増やすことを盛り込んだ新たな第7次エネルギー基本計画と地球温暖化対策計画を閣議決定しました。改定は2012年10月以来です。15年後の電源比率は再生可能エネルギーが4~5割、火力発電が3~4割、原子力が2割となっています。再生可能エネルギーの内訳は、太陽光が23~29%、風力が4~8%、水力が8~10%、地熱が1~2%、バイオマスが5~6%になっています。・「電源別発電コストのごまかし」。計画策定の過程で15年後の電源別の発電コストの試算値が示されました。一番安い発電方法は、キロワット当たり、燃料費は、原子力は1.9円。石炭火力発電は4.2円、LNG火力発電は6~8円。太陽光では事業用で8.5円、家庭用で10.2円、風力では陸上が15.3円、海上が14.8円になっています。しかしトータルコストは石炭もLNGも高くなっています、将来、「二酸化炭素対策費」なる重税が課されることを前提にコスト計算されています。これを除けば、石炭火力発電は8.7円、LNG火力発電は12.1円です。現在、日本の再生可能エネルギーの設備容量は全体の約3割ですが、発電量は1割にすぎません。太陽任せ風任せなので設備容量が他の電源に比べてたくさん必要になります。「再生可能エネルギーが不安定である」指摘を受けて、発電コストが提示されました。太陽光では事業用で36.9円、陸上風力が25.2円、海上が23.9円になります。以上をまとめると、最も安いのが既存の原子力、火力発電の活用、次いで原子力、火力発電の新設、最後に再生可能エネルギーになります。・「電力需要の拡大に応えられる電源ベストミックス」。政府は、全発電量の68.8%(2023年度)を占める火力を3~4割に下げる方針です。海外に目を向ければ、中国は安価な石炭火力発電所が主力であり、米国でも安価な天然ガス火力発電がメインです。日本の再生可能エネルギーは22.9%(2023年度)ですが、半分は水力発電であり、残りの半分に当たる1割程度が太陽光と風力です。政府が言う「再生可能エネルギーを4~5割」というのは、太陽や風力を現状の3~4倍にすることを意味しています。太陽や風力はお天気任せなので、いくら建設しても火力発電をなくすことができません。再生可能エネルギーを大量導入すると、電気料金は大幅に高くなります。ドイツの電気料金は欧州の中で最も高く、米国でもカリフォルニア州の電気料金はフロリダ州の電気料金は2倍です。割高なグリーン電源を主力とする第7次エネルギー基本計画を推し進めれば、産業は空洞化し、国民は窮乏化します。原子力、再生可能エネルギー、火力のいずれか1つが正解という訳でなく、上手にポートフォリオを組むことが肝要です。・「国破れて脱炭素では意味がない」。2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標が経済に与えるえる悪影響も懸念されます。基本計画における二酸化炭素削減目標は2035年に60%減、2040年に73%減になっています。この数字は2050年に二酸化炭素の排出をゼロにするよう、2013年から直線を引っ張って決めたにすぎません。今回の計画も非現実的な温室効果ガス削減目標が先に決まり、それと辻褄を合わせるために非現実的なエネルギー・ベストミックスが作られたものです。この計画により経済的なコストが猛烈にかかるにもかかわらず、政府から分析を託されたシンクタンクは異口同音に「産業空洞化は起きないし、経済破綻もしない。経済成長しながら二酸化炭素排出をゼロにできる」と主張しています。これらの試算はみな「結論ありき」なのです。政府によるシナリオ分析の依頼内容は「二酸化炭素をゼロにしても経済は崩壊しない」ことをシナリオ分析しろと書いてあるのです。・「再エネ賦課金という名の重税」。2021年5月に地球温暖化対策推進法の改正が成立しました。岸田政権下で成立したグリーントラストフォーメーション(GX)政策に則って、今後10年で150兆円もの官民投資が実施されることになっています。規制と補助金によって生み出さされる年間15兆円のグリーン投資は日本の国内総生産(GDP)の2.5%に相当します。政府は「グリーン成長できる」と言っていますが、太陽光や風力の生産性は低いため経済成長できるとは到底思えません。結局、資金を負担するのは国民です。1人当たり120万円という実質的な大増税です。しかも、これによって削減される二酸化炭素の排出量はごく僅かです。特に深刻なのは、再生可能エネルギー賦課金に伴う電気料金の値上げです。再生可能エネルギーの導入を促進するため、2012年7月から固定価格買い取り制度(FIT)が実施されました。中でも買取価格の設定が高かった太陽光発電設備の導入が爆発的に進みました。2011年、当時の菅直人首相は「1か月にコーヒー1倍程度の負担」と説明していました。2012年の再生可能エネルギー賦課金は、標準的な家庭で年間684円の負担でしたが、2024年の合計額は2兆6850億円になりました。2025年度の再生可能エネルギー賦課金は、前年に比べて0.49円増加し、1キロワット当たり3.98円。2年連続の引き上げです。これにより標準的な過程で月1592円、年間1万9104円の負担になっています。日本の電気料金は2010年には、キロワット当たり、産業用が14円、家庭用は21円でしたが、2022年には、産業用が28円、家庭用は34円まで高騰しています。・「負担はどこまで増えるのか」。製造業平均では、従業員1人当たり、年間70万円の電気料金を払っています。このうち10万円以上は再生可能エネルギー賦課金です。政府は「2050年に二酸化炭素排出量をゼロにする」との目標を掲げています。再生可能エネルギー賦課金は増え、電気料金はさらに上昇するでしょう。これまでの太陽光発電の導入実績からすれば、削減量1%当たり毎年1兆円の費用がかかっています。単純に計算しても、毎年20兆円の費用が追加でかかります。これは消費税の倍増に匹敵する巨大な瑩山負担です。国民は疲弊し、産業は高コストになり、日本経済は弱体化します。・「再生可能エネルギーはなぜ非効率なのか」。再生可能エネルギーの最大の問題点は、不安定な出力を補うためのバックアップ用の火力発電をスタンバイさせておく必要があることです。二重投資となって電力価格はさらに高くなってしまいます。海外の産業用電力価格を比較すると、1キロワット当たり米国は6.75円(1ドル100円で換算)、フランスは13.5円、スペインは15.9円、英国は20.3円、ドイツは22.6円、デンマークは29円です。再生可能エネルギーの比率が高いほど電力価格は割高です。・「再生可能エネルギーの脆弱性」。再生可能エネルギーの問題は更にあります。自然災害に脆弱であり、その比率が高い地域では停電が相次いでいます。2022年3月、東京電力管内の電気使用率が一時107%に達し「あわや大停電」の状況になりました。曇天による太陽光発電からの供給が急減、福岡沖地震で6基のバックアップ用発電が停止してしまいました。その時は、近隣の電力む企業から156万キロワット分の電力を融通してもらい、なんとか危機を乗り切りました。・「潤うのは中国企業だけ」。FITの事業用太陽光の買取価格が高かったため、メガソーラー事業に多くの外国企業が参入しました。特に中国の上海電力は大阪を皮切りに日本各地にメガソーラーを建設しています。2023年第四半期の日本の太陽光パネル導入量159万キロワットの内、国内生産品は6%のみです。米国政府は2021年6月にウイグル自治区での強制労働に関与したとして、中国企業5社の製品輸入を禁止しました。日本で使用される太陽光パネルの8割以上は強制収容所のウイグル人によって製造された安価な中国製です。日本国民の負担で進める再エネ導入は中国企業を潤す構造になっています。私たちの料金制度は中国企業を支援するものになっています。・「EV亡国論」。世界規模で電気自動車の導入が進んでいますが、もともとは日本の自動車メーカーを弱体化させるための欧州の戦略でした。バッテリーの原材料は中国に握られています。中国製のバッテリー頼みになれば、日本の自動車産業は中国に牛耳られます。日本の自動車産業は、550万人の雇用を創出しています。しかし、競争力の源泉だったエンジン技術を捨てれば、自動車部品企業は大量倒産し、失業者があふれることが危惧されます。トヨタ自動車の豊田章男会長によれば、EV導入が進めば、15兆円の貿易黒字が失われ、100万人が職を失います。EVが脱酸素に貢献するかも疑問です。出荷時点で日本製EVはガソリンの2倍以上の二酸化炭素を排出しているため、EVがエコになるのは11万キロ走って以降です。さらにEVは数年ごとにバッテリーを交換しなければならないため、交換のたびにバッテリー製造時の二酸化炭素が加算されます。リチウムイオン電池の処理で、ガソリン車以上の環境汚染が起きる可能性もあります。仮に自動車400万台をすべてEV化すると、発電不足を補うために、原子力発電所約10基、火力発電所約20基が必要です。充電ステーション増設に、14~37兆円のインフラ費用も必要です。・「EVを巡るさまざまな問題」。日本ではあまり知られていませんが、海外ではEVの火災型は死しており深刻な問題になっています。消火に必要な水量はガソリン車に比べて、45~90倍です。メーカーは2027年以降をめどに「全個体電池」車の投入を目指していますが「振動や衝撃で隙間が生じる」課題が解消されていません。中国は保障期間切れの「第一波」を迎えていますが、故障しても修理できる人材が圧倒的に不足しています。・「石炭火力を振興せよ」。COP26では「石炭火力の廃止」が最大のテーマでしたが、欧米諸国と中国・インドの主張が対立して、成果文書の表現は「排出制限措置が取られていない石炭火力発電の段階的削減」になりました。電源構成に占める石炭火力の割合は、日本が約30%に対して、英国は2%、フランスは1%、スウェーデンは0%です。日本にとって石炭火力は安く安定した電力源であるにもかかわらず、日本のメディアは欧米目線で批判をするばかりです。世界の大勢は脱石炭には向かっていません。理由は、安価な化石燃料は経済活動の基礎だからです。国際エネルギー機関(IEA)は第一次石油危機後に設立された組織ですが、ここ数年「脱炭素の運動を推進する組織」に代わってしまいました。現時点で1000か所以上の石炭火力発電所が稼働している中国は、今後95か所の新規建設を予定しています。インドも28か所を予定しています。2016年に53%だった日本の自主開発比率は2022年には22%までに低下しています。石炭の世界的な需給ギャップが生じるリスクが高まります。・「日本の石炭火力は世界最高水準」。先進国でも石炭火力が見直されています。トランプ政権は2025年3月、国内の石炭火力発電所の稼働を継続させるため、前政権が施行した大気汚染規制の見直しに着手しています。2025年5月にドイツの首相になったメルツ党首は「2030年の石炭火力廃止」を軌道修正する構えです。日本には世界一クリーンな火力発電所を建設できる能力があります。「二酸化炭素の排出が温暖化の原因でない」となれば、石炭火力が一番安い安全なエネルギーになります。日本にとっても最も信頼できるベースロード電源です。日本の優れた石炭火力技術を世界に輸出するチャンスが到来します。・「パリ協定から脱退せよ」。自国経済の身銭を切って高くつく脱酸素のためにすべての国が協力するというのは幻想です。グリーン成長戦略は絵に描いた餅です。「とにかく二酸化炭素を減らせ」となって、経済活動を妨げたり、無駄な予算を使ったりして自分たちの首を絞めるようなことをしてはいけません。「地球温暖化対策は新たな緑の詐欺だ」「気候資金はぼったくりだ」と非難しているトランプ大統領のパリ協定離脱は科学的に正しい選択であり、同盟国である日本もパリ協定からの離脱手続きを一刻も早く開始すべきです。・「原油の中東依存から米国依存へ」。災害は忘れたころにやってきます。日本のエネルギー供給は8割以上が化石燃料であり、中でも原油は中東に95%以上依存しています。「原油の中東依存を下げ、米国から大量に購入すべき」と考えています。同盟国である米国が原油生産大国に返り咲いた今こそ、日本は原油の語彙国依存を強めていくべきです。・「日米版エネルギードミナンス」。パリ協定から離脱したトランプ政権は2025年2月、政府所属の科学者にIPCC報告書に携わることをやめるように指示しました。日本が米国の化石燃料事業に投資することは安全保障上の重要なメリットがあります。ペルシャ湾岸付近では紛争のリスクが絶えず、中国が台湾海峡や南シナ海を脅かしている今、米国産化石燃料の供給は日本のエネルギーの安全保障にとって望ましいです。・「寒冷化のほうが事態は深刻」。温暖化が叫ばれていますが、地球の気温は今後低下する可能性が十分あります。「熱中症」などの夏の暑さの危険性が指摘されていますが、寒さによる人体への悪影響のほうが大きいことがわかっています。極端な寒さは、極端な暑さよりはるかにし合リスクが高く、既存の持病の悪化、ウイルスに対する抵抗力を低下させます。・「社会のレジリエンスの強化」。今後、本格的な氷河時代がやってくる可能性もあります。温暖化は耕作可能な農地を拡大させますが、気温が低下傾向になれば農耕地は消滅し農作物の生産量は激減します。来るべき寒冷期は人類全体の生き残りをかけた戦いになります。
・あとがき。・「冷静な議論ができる場が必要」。二酸化炭素の増加が気候変動の主要因でないとしたら、二酸化炭素の排出を減らしても気候変動は止まりません。・「地震学との類似性」。日本の地震学者たちは1970年代初頭に米国から導入されたプレート説を猛進した結果、50年以上の無駄な時間を過ごしてしまいました。
・3.19. メガソーラー導入支援終了へ 27年度以降は補助対象外に 経産省。 経済産業省は19日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の導入支援を終了すると発表した。これまで電力の市場価格に補助金を上乗せするなどして支援してきたが、2027年度以降に新設された分は対象外とする。支援を終了するのは、10キロワット以上の地上設置型の事業用太陽光発電。住宅用や事業用の屋根設置型の太陽光発電は支援を続ける。12年に支援を始めたが、発電コストが低下したことに加え、環境破壊につながるようなメガソーラーの開発が相次いだことなどを踏まえ、支援の廃止を決めた。「メガソーラーへの支援が終了する流れを見ると、これまでの政策が本当に誰のためだったのか、改めて考えさせられますよね。結果として海外企業、特に中国系企業の参入を後押しする形になっていた側面も否定できません。そう考えると、過去の民主党政権の施策がどのような影響を残したのかが、こうして形になって見えてきたとも言えます。もちろん再エネ自体は重要ですが、国益とのバランスをどう取るかは別問題です。今回の見直しをきっかけに、より日本にとって持続可能な政策へと舵を切る流れは、ある意味で素晴らしいと言えるのかもしれません。」「補助金による支援を廃止するなど、無秩序なメガソーラープロジェクトの推進に歯止めをかけることは、自然環境保護の観点から重要だろう。また、エネルギーの安全保障の観点からもメガソーラー導入には慎重な姿勢で臨むべきだ。」「 現在、太陽光パネルの主要な部品であるポリシリコン、インゴット、ウエハー、セル、パネル、モジュールの生産能力の8割超が中国に集中する。 太陽光パネルのサプライチェーンが特定の国にこれほど集中してしまうと、中国との関係悪化などによりサプライチェーンが寸断された場合のリスクが大きく高まることになる。中国を取り巻く地政学的なリスクが高まっている現状を踏まえると、無秩序なメガソーラープロジェクトの推進はエネルギーの安全保障の観点から問題があり、見直す必要があるだろう。」「遅きに失した感はあるが、しかし今後のエネルギー政策を考える上で重要な転換点となるだろう。本来想定されるべきソーラーエネルギーは、ビルや倉庫、屋根の上などの太陽光の有効活用であったはずだ。しかし、補助金がたんまり積まれてしまった結果、それまでだったらペイしなかったであろう、大規模に山林を伐採し、地形を改変するコストをかけてでもおつりが来るようになってしまった。その結果が、環境破壊、景観破壊につながるメガソーラーの乱立である。今後は、メガソーラーがそのまま放置されて会社が清算されることのないように、しっかり監視して頂きたい。」「環境破壊、中国利権」
・3.21. 三橋貴明(「新」経世済民新聞メルマガ)メガソーラーの終わり。ようやくメガソーラーが終わります。経済産業省が、事業者への補助を2027年度の新設分から取りやめると正式に発表したのです。『メガソーラー導入支援終了へ。27年度以降は補助対象外に。経産省。経済産業省は19日、大規模太陽光発電所(メガソーラー) の導入支援を終了すると発表した。これまで電力の市場価格に補助金を上乗せするなどして支援してきたが、2027年度以降に新設された分は 対象外とする。(後略)』高市内閣としては、中国依存度が高いメガソーラーからペロブスカイト太陽電池への転換を進めたいのでしょう。ペロブスカイト太陽電池は、主原料となるヨウ素について、日本が世界シェアの約三割を占め、エネルギー安全保障の観点でも有力な選択肢ではあります。 それにしても、メガソーラーラを含むFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)については、当初から猛反対してきましたが、ここまで日本国の国土を痛めつけてしまうとは、さすがに想像していませんでした。同時に、日本人は(日本人も)「カネになる」ならば投資をすることを証明しました。 第二次安部政権初期、わたくしは知人からメガソーラーへの投資を誘われたのを思い出します。利回りは、何と8%。当時の銀行金利は、1%程度でした。 もちろん、わたくしは断りました。というか、わたくしがメガソーラーに投資していたら、終わりでございますね。(ちなみに、ふるさと納税もしていないし、ウーバーイーツすら使ったことがない)。メガソーラーラに代表されるFITは、「需要と無関係で、とにかく発電すれば電力会社が強制買取で、代金を消費者(※家計や企業)に再エネ賦課金として負担させる」 という、とんでもない制度でございました。しかも、一般の家計などから、メガソーラーに投資できる資本家への所得移転。というわけで、経済面から猛批判をしていたのですが、まさか国土の景観が変わるまで「やってしまう」とは想像の外でした。信じがたい話ですが、日本の太陽光導入容量は、平地国土面積当たりでみると約5GW/万km2であり、主要国のなかで最大級となっています。太陽光パネルは、誰にでも分かりますが、発電量が天気によって左右される。もう、覚えている人が少ないかもしれませんが、FITは菅直人政権が原発を停めたことを受け、導入が進みました。超安定電源である原発を、メガソーラーで代替できるはずがありません。ともあれ、ようやくメガソーラーへの導入支援が終わった。とはいえ、再エネ賦課金は残ります。それどころか、再エネ賦課金の標準世帯の負担額が、年に2万64円となり、初めて2万円を超えます。イラン戦争を受け、電気代・ガス代は確実に上昇する。今こそ、再エネ賦課金の廃止を議論するべき時期です。
2022.9.22.いびつな真実! 現在、日本のメガソーラー事業の大半は“中国企業”が独占!世界中の太陽光発電ビジネスは中国がシェアを独占している、「再生可能エネルギー」の予算拡大は慎重に!すべては大阪から始まった!? 中国企業の「上海電力」が日本で発電事業を行い始めた経緯。「電力事業」とは、日本の安全保障上の「最重要なインフラ」である。しかし「メガソーラー事業」は、中国企業の独断場となっている。有名な案件としては、大阪市南港咲洲のメガソーラー事業を、中国の「上海電力」の日本法人が「別会社」を通じて落札し、事業を開始したことだ。大阪市が2012年12月26日、メガソーラー事業のため咲洲北西端の土地を民間に貸し出した。この段階では一般競争入札で「伸和工業」と「日光エナジー」という日本の会社2社が「企業連合体」としてメガソーラー事業を受注し、予定地を月額550,001円で大阪市から借り受けた。貸付期間は平成25年1月1日~令和15年10月31日までの約20年間。契約相手方は、「連合体咲洲メガソーラー『大阪ひかりの泉』プロジェクト(伸和工業株式会社、日光エナジー開発株式会社)」だったが、平成25年10月28日に「合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト」へ賃借権譲渡を行っている。その後、「合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト」から日光エナジー開発が脱退し、新たに「上海電力日本株式会社」が加入した。日本の企業が借りたはずの土地に、なぜ中国企業が参入したのか。市民に全く説明されていない大阪の南港北にある咲洲メガソーラー太陽光発電所は、外国企業である上海電力が運営している。このときに大阪市長を務めていた橋下 徹氏は、「大阪市の発電事業に、外国企業である上海電力を参入させる」という極めて重要な変更について、市民に一切の説明をしていない。上海電力は、この参入について「中国の一帯一路政策の成功例」と喧伝しているため、橋下氏が「中国に協力した」と批判されている。当初、大阪市から土地を借りた事業者は日本企業だったはずなのに、いつの間にか事業主体が変わって、契約が不透明であったと批判もされている。「上海電力」は、大阪での事業成功を武器に、日本各地の大規模な「メガソーラー事業」の受注に成功している。ほかにも、中国企業の「スカイソーラー」は栃木をはじめ全国各地でメガソーラーの建設を行い、現在は日本国内で68カ所が稼働している。
・3.20. 「ご子息のバロンさんイケメンに成長した。間違いなく両親に似た」高市総理スピーチで何度も爆笑 トランプ大統領との夕食会。「強い日本、強いアメリカ、豊かな日本、豊かなアメリカ私達はこれらを実現するための最強のバディだと確信してます。ドナルドと親交が深かった安倍晋三元総理が、かつてこのワシントンD.C.の地で高らかにうたわれた言葉を、誇りと自信を持ってこの場で皆さんに再びお伝えいたします。『ジャパン・イズ・バック』」と拳を突き上げて叫ぶと、会場にはまたしても爆笑がおき、拍手が広がった。最後に「日本は再び世界のイノベーションをリードしますそして新しい日本は世界の平和により一層大きな役割を果たしていきます。日本はこの道のりをドナルドと、そしてアメリカ国民の皆様とともに歩んでまいります。希望と強さを兼ね備えた日米同盟の新たな歴史の1ページを一緒に作っていこうではありませんか。サンキュー」と述べてスピーチを締めくくった。(ABEMA NEWS)。「いろんな事を言われるとは思うが、じゃあここまでの他の総理でこんなに友好的にかつ言うべき事の最低限は言ってこうして食事会で笑いが起こるような形にできる首相が今の日本でいるか?少なくとも前任の石破さんでは無理だろう。食事会すら体よく断られて開催されてないことが容易に想像できてしまう。最近心身ともに疲弊してるからか就任当初の迫力が少し弱まってるように見えるが、今の日本の難しい舵取りを任せられるのは実質この人しかいないと思うからくれぐれも健康に気をつけて頑張ってもらいたいと思う。」「安倍元総理も2019年の第一次トランプ政権の時に、ホルムズ海峡に自衛隊の艦艇の覇権をトランプから依頼されましたが、あの親密であった安倍総理でさえ断りました。その代わりホルムズ海峡を含まない中東地域に「調査・研究」目的で派遣しましたからね。 多分トランプもこの時のことを覚えていたと思いますから、今回高市首相には強く派遣を要求しなかったのではないか。或いは高市首相の方からこの時の事例を話したのかもしれないが、この時の事例はホルムズ海峡への艦船の派遣要請に対しての、日本の法令の象徴的な対処法としてその後も機能したということかなと思います。」
・3.23. デーブ・スペクター“トランプ氏に対する正しい外交姿勢”を「たった8文字」で明言 反響続々。デーブはXに「トランプに対する正しい外交姿勢→無事にやり過ごす」とポストした。「今度の高市さんの会談対応はほぼ満点だと思います。」
<余談> 私は研修講師をしていますが、アウトプットだけをしていると、自分がスカスカになる恐怖で、インプットも心掛けなくてはと思っています。人によっては様々なインプット方法はあると思いますが、私はもっぱら一人でもできる、「読書」や「映画や舞台鑑賞」や最近は「格闘技系」にも興味が出てきました。・3/21.に映画「ほどなく、お別れです」を観ました。1週間前にも映画館に行ったのですが、その時は満席でチケットが買えませんでした。今回はほぼ満席でしたが前列席で見ることができました。観客の年齢層も幅広く若い人も多かったです。たぶん主演2人のファンかもしれません。私が見ようと思ったきっかけは番宣の「浜辺美波さん」とネットの評価が良かったからです。最初から最後まで、ほとんど涙目と鼻がぐずぐずの状態でした。私はドラマを全く見ないので、浜辺さんは「ゴジラ-1.0」とCMの印象しかあれません。ゴジラの監督が浜辺さんのことを「昭和の香りがする女優さん」と評価していたように記憶しています。今回の役にピッタリでした。目黒蓮さんは、立ち姿の美しい、すがすがしい感じの素敵な男優さんです。この二人以外にこの映画の主演は思いつかないほどはまり役でした。感動できる映画は、周りの役者さんの演技もみなさん上手です。私的には、夏木マリさんと葬儀会社社長役の方が推しです。いつも思うのですが、映画の批評を見ると人それぞれです。見る人の趣味や年齢や経験や考え方に影響されます。この映画も、私が中学や高校の時に見たとしたら全然違う感じ方だと思います。そもそも見たいとも思わないかもしれません。私は父も母も亡くなっています。親友と言える人も亡くなっています。友人や知り合いで亡くなった人もいます。映画の中にもありましたが、そうした人たちとは、私が死んだ後に会えると思っています。そう思うとそんな先のことではないですが、死ぬことも怖くないですし、楽しみにも思えます。父と母には、親孝行の真似事すらできていません。我儘な息子でした。会えたら「お詫びと感謝と愛している」と伝えたいです。親友とは久しぶりにお酒を飲みたいです。映画の感じ方は人それぞれだと思いますが、「子供を亡くされた親御さん」には辛いかもしれません。私が親の立場になって唯一の親孝行かもしれないと思えることは、「親よりも長生きしたこと」だと思っています。見送れたことだと思っています。世界中の子供達には、あなたを愛する人たちのためにも幸せで長生きしてもらいたいです。・2.28は後楽園ホールで、「スターダム」のプロレスを観ました。立見が出るほどの超満員でした。上谷沙弥選手を観たかったのですが、出場していませんでした。「フワちゃん」か、タッグで出場していました。マスコミの刷り込みで、あまり良い印象は持っていませんでしたが、「深々とお辞儀する姿勢」や「一生懸命のストロングスタイル」などに「じん」ときました。試合はフワちゃんのホール負けでしたが心の中で「頑張れ」と応援していました。下記の記事がネットに出ていましたが、批判をあおるような文面と「叩きやすい人をたたくマスコミ体質」を私は感じます。「いじめ」が社会問題になっていますが、それを助長しているのがマスコミのこうした体質だと思っています。たとえばテレビで、一国の首相にたいして「死ねばいいのに」と発言した御用コメンテーターや「高齢者は集団自決すればいい」と言った御用学者は普通にテレビに出演しています。その学者に対して「自分の親にも自殺しろ」と言うのか。「自分自身は何歳になったら自殺するつもりなのか」を聞いてみたいです。・3.21.フワちゃん、地上波生放送復帰も厳しい声。今の時代における「禊」とは #エキスパートトピ。女子プロレス団体「スターダム」に所属するフワちゃんが20日、TOKYO MX「5時に夢中」に生出演しました。1年7か月ぶりの地上波生放送となりましたが、「うれしすぎる。ずっと来てたスタジオだから知ってるにおい」「『5時夢』のために、カラコンもツケマ(ツケ眉毛)もぶち込んできたからね」と代名詞である“タメ口”も全開。フワちゃんらしい立ち回りを見せましたが、SNSなどでは「まだ早い」「禊(みそぎ)は済んでいない」など否定的な声も数多く見受けられる状況となっています。」
