しばらくHPの変更や次の本の原稿書きなどを自分への言い訳にしてエッセイの更新をさぼっていました。怠け心を反省しています。今月からは毎月15日までにはアップしようと思います。(宣言をすることが、コミットメントを高めることになりますので)
過去・現在・未来についての格言はたくさんあります。コベル神父は「明日は知れず、昨日は過ぎ去りしこと、汝にあるのは現在のみ」と言っています。
仏教の教えでは「因果の道理」があります。過去(原因)があって今(結果)がある。「まかぬ種は生えない」の例えで説明されています。因果の道理は、正確には、「因縁(ネン)果の道理」です。種をまいて、水や手入れをした結果、実りがあるということです。種をまいただけでは収穫はできません。収穫するためには面倒を見る必要があります。少し時間軸を伸ばして考えると、昨日種をまき、今日手入れをして、明日収穫ができる。になります。
論理(科学)的な表現だと「インプット」が「プロセス(処理)」によって「アウトプット」が生み出されるになります。プロセスつまり何を行うかによってアウトプットが決まります。いろいろな部品を組み立てるから車になります。部品の組み合わせによっては違う車種になります。小麦粉を練って焼くとパンになります。作り方しだいで色々なパンになります。自然と車やパンができるわけではありません。ということは、アウトプットを決定するのは、プロセス(縁)ということです。
哲学的?な表現にすると「過去は記憶、現在は選択肢、未来は可能性」(たぶん浅見作)です。過去をどのようにとらえ、何を行うかを決められるのは今だけです。それで未来が決まります。未来ばかりでなく、記憶ですから過去にどのような意味と価値を持たすかを決めるのも今しだいです。
若い人の「生まれた時から経済環境が悪かった、今が悪いのは当然だし、将来にも希望がない」というような意見をマスコミなどで見ることがありますが、この考えは人が持つ無限の可能性を否定しています。電車の中刷りの広告に「今何をするかで、未来が決まる」とありました。未来を決めるのはあなたです。
