第4章 扇動する政府とメディア――バブルの真犯人②。・「バブル発生時に起こる現象」。バブルを生み出す主犯は、金融仲介業者や詐欺師たちだ。だが、さらに大きな役割を果たすのが、メディアや評論家や、そして政府だ。アメリカの「ニュー・エラ(新しい時代)」あるいは「黄金の10年間」と呼ばれる1920年代に、労働者の実質賃金はほとんど上がっていなかった。劇的に増えたのは、配当とキャピタルゲインで、その分配先は富裕層だ。租税政策も、所得税の累進度の緩和やキャピタルゲインへの分離課税導入など、富裕層や大企業に有利なものに変えられていった。つまり、大衆はバブルの空気に酔ったが、実を取ったのは富裕層と大企業だけだった。庶民がバブルの恩恵にあずかる唯一の方法は、高騰する株式に投資することだった。国民全体を巻き込むバブルが発生するときには「一見新規な」技術や商品が登場し、それをメディアや評論家が煽ることで投機熱が高まっていく。・「生成AIはバブルか?」。2024年現在、起きているバブルの最大のテーマは「半導体」だ。アメリカ半導体大手のエヌビディアの株価は、2024年6月18日に、136ドルと過去最高値を記録した。同社の時価総額は3兆3400億ドル(約527兆円)に達し、マイクロソフトを抜いて世界1位になった。日本のGDPが592兆円だから、エヌビディア1社で、勝ちは9割近くになる。1年半前のエヌビディアの株価は8分の1だった。今世界の株価を空前のレベルに引き上げているのは生成AIだ。しかし100年前の自動車やラジオと比べて、生成AIがどれだけ人類の暮らしを改善するだろうか。エヌビディアの技術的優位がそんなに長続きしないことは歴史が証明している。逆に言えば、生成AIにすべてをかけるしかないほど、世界は新産業のネタに窮しているといえるのではないか。そのことは世界を巻き込んだバブルがいよいよ終末期を迎えたことを意味していると思われる。・「1989年バブル崩壊前夜、エコノミストはなんと言っていたか?」。バブルを先導するメディアや評論家の特徴は、値上がり、あるいは成長が確実に保証されると人々を思い込ませるもっともらしい見通しや理論を流布することだ。この見通しにバブル崩壊前の熱狂が重なる。まさに根拠なき熱狂だ。・「指標は、バブルの‶満期〟を示す」。ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授は「CAPEレシオ」で、利益を物価で割り引いて実質化し、10年間の移動平均をとることで、より明確に株価の割高度合いが表れるようにした。この指標が25倍を超える期間がある程度継続するとバブルが崩壊した。ITバブルの時が75カ月、リーマンショック前が52カ月で崩壊した。現在は30倍を大きく上回っており、25倍を超える期間が、2014年から継続し、すでに120カ月が経過している。「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットが考案したとされる、バフェット指数では株式時価総額を名目GDPで除して計算して、適正水準は100%だとされている。そのバフェット指数が最近では200%になっている。本来の2倍の割高になっているのだ。・「長期・分散投資を検証してみると」。データを見れば現状がバブルであることは間違いないのに、ほぼすべてのエコノミストや評論家はその事実を認めない。それを認めたら「商売あがったり」になってしまう。・「なぜ、100周年企業が続出しているのか?」。ここ数年の日本は、創業100年を迎える企業が非常に多かった。毎年200社以上が100周年を迎えた。それは100年ほど前に第一次世界大戦後の日本は大変革が起きたからだ。私は今回のバブル崩壊以降に、100年前と同じくらいのインパクトを持つ構造変化が起きると考えている。オムロンの創業者、立石一真氏の未来ビジョンを描くために開発したSINIC理論では、50年以上前に1974年から情報社会を予測し、2005年からは「最適化社会」に大転換すると予言していた。最終的には「自立社会」に変わっていくと予測している。自立社会は、①自立、②連携、③創造の3本柱で構成される。今後、定期的な仕事はすべ、人工知能やロボットがやるようになる。そのとき人間の仕事は、創造的な仕事しかなくなる。・「資本主義が行き詰まる4つの理由―マルクスの予言」。いまから150年も前、マルクスは資本主義の行き詰まりを予見していた。その理由は、①許容できないほどの格差、②地球環境破壊、③少子化、④ブルショットジョブ(やりがいを感じないまま働く.ムダで無意味な仕事)の蔓延。こうした深刻な矛盾が限界に達しようとしている現代社会は、資本主義の末期症状を示している。・「そしてメタ社は投資詐欺を野放しにした」。詐欺グループが運営するLINEグループに被害者が誘導される経路として最も多いのがメタ社が運営するフェイスブックとインスタグラムのSNSだ。私の偽広告が掲載それ始めた2023年春からフェイスブック・ジャパンに抗議したが完全無視だ。同じくなりすましの被害者となったZOZO創業者の前澤友作氏が、2023年8月にフェイスブック・ジャパンに対して行った抗議も同じだ。新聞やテレビや雑誌などの既存メディアも、投資セミナーの広告を載せており、自ら特集を組んで投資熱を煽っている。その広告を信じて、投資をした人が無一文になっても、責任を取ることはない。「投資は自己責任」という言い逃れを常に広告に付け加えているからだ。・「投資を扇動する日本政府」。ごく最近までは日本人は手堅い運用を考える国民だった。そこにくさびを打ち込んだのは岸田政権だった。2022年11月、新しい資本主義実現会議にて「資産所得倍増プラン」が決定された。資産所得倍増プランの中で中心的な役割を与えられたのは、2024年1月から始まった「新NISA」だった。この政府の策略に国民はまんまと乗せられてしまった。2024年3月末のNISA口座数は2323万口座と一年前と比べて24%、449万口座も増加した。しかしそのことは営々と溜めてきた資金を大きなリスクにさらすことになる。今後バブルが崩壊すれば、老後資金が消える可能性がある。む・「大阪・関西万博の、隠された目的」。2025年に開催予定の大阪・関西万博の会場費が2350億円(うち国費負担783億円)となることが明らかになった。会場建設費とは別に警備費用などの国費負担が別途837億円あるので、国民負担は合計1620億円になる。建設費は当初予算と比べると1.9倍増だ。なぜ、大阪府市や国が万博にこだわるのか。それは万博をカジノ建設の「オブラート」にするためだ。まずは、万博入場者を大量輸送するという名目で地下鉄の延伸や道路整備をする。そして、跡地に建設するカジノのためむ、そのインフラを活用する。大阪府と大阪市が国とタックを組んでギャンブル依存症の国民を拡大させようとしている理由は財政収入だろう。カジノ開業後、大阪府市にはカジノ収益の15%に当たる年間570億円の納付金と、日本人客から徴収する年間130億円の入場料が入ると見込まれている。
第5章 そして、あなたは熱狂する――バブルの真犯人③・「ナイーブな人は身ぐるみ剝がされる世界」。バブルを形成する最後の犯人は、陶酔的熱狂に陥る一般国民だ。私のところにやってくる被害者からの相談メールには「森本さんのファンで、森本さんのことを信頼していたから、ついつい騙されてしまった」という声が多い。しかし、彼らが本当にファンか疑わしいと思っている。第一に、私は一貫して「今、投資は危険だから手を出してはいけない」と警告し続けてきた。詐欺についても「私はSNSを一切やっていないので、SNSの投資広告はすべて詐欺です」とメッセージを流し続けている。第二は、LINEグループで私や私のアシスタントが、懇切丁寧に投資の指導をしてくれたというのだが、なぜ、私かそんなことをする必要があるのだろうか。第三は、私が投資助言していること自体おかしい。金融商品取引法で、投機助言を行う人は、金融庁への登録が義務図けられている。誰が登録しているかは金融庁のホームページですぐわかる。私は登録していないので、私が投資助言した時点で法律違反になる。第五は、詐欺が運営するLINEグループには、原油や火葬通貨などの投資対象の相場が毎日掲載される。それを見て被害者は大儲けを喜ぶのだが、その情報はすべてでっち上げだ。第六は、配信される情報には日本語として可笑しな表現や誤字や中国文字が多く含まれている。第七は、参加者が疑った時の対応だ。詐欺師は偽造した私の免許証を送ってくる。住所は代官山のタワーマンションになっている。そんなところに私が住んでいないことはすぐにわかるはずだ。そのほかにもおかしなと点はいくらでも出てくる。それでもなぜ多くのSNS型投資詐欺が急増した、最大の理由が被害者の心の中に「投資でお金を増やしたい」という欲望、本来あり得ない妄想が寝ずいているからだと思う。・「あなたを虜にする快楽欲求」。心理学に研究範囲を広げた経済学者ティボール・シトフスキーは、人間の欲求には「安楽」と「快楽」の2種類があるという。「安楽」は、安定した快適な刺激のレベルだ。一方「快楽」は刺激レベルの範囲だ。「安楽」と「快楽」のどちらが人を虜にするかといえば、圧倒的に「快楽」だ。・「安楽型メイドと快楽型メイド―恋愛における快楽」。「安楽」よりも「快楽」を追及したいという人間の性は恋愛の分野でも見られる。相手をより夢中にさせるのは、優しくて誠実な安楽型パートナーよりも、悪女とかちょい悪オヤジとかの快楽型パートナーだ。ツンデレは悪女が男を手玉に取るときや一般の恋愛でも多用されている。・「人はなぜ笑うのか?―笑いにおける快楽」。上方落語の枝雀は笑いが4パターンに分類されることを発見した。①ドンデン。どんでん返しのことだ。②謎解き。話の中の聞き手の疑問が落ちのところで解決するもの。③へん。噺の最後に「そんなあほな」と思うところに話を持っていく。④あわせ。無関係だと思われる事象を無理やり合わせて、「やったな」という笑いを巻き起こす。・「すべての芸術活動に共通する原則―そのほかの「快楽」。ドラマに喜怒哀楽はつきもので、喜と楽だけのドラマは何の感動も呼ばない。・「快楽は安楽から離れられない―快楽の特徴・その①」。快楽には大きな特徴が2つある。1つは、快楽をもたらす刺激のレベルの変化は、安楽の水準から大きく離れることができない。ガルブレイスは「一見新規に見えながら、その実、旧来のモノと変わりない商品」が投機対象になると喝破した。・「快楽は依存を連れてくる―快楽の特徴・その②」。快楽のもう1つの特徴は、一度快楽を味わってしまうと、そこから抜け出せなくなるということだ。「止められない止まらない症候群」だ。「米国株を中心に長期分散投資をすれば、豊かな老後が待っている」という言説に傾倒し、経済や株価に危険な情報が出てきても、そこから目をそらしてしまうのだ。
第6章 投資とどう向き合うか。・「それなら、どうすればいいのか?」。バブルが崩壊に向かえば、世界経済は恐慌状態に陥り深刻なデフレになる。そのことは預貯金の価値が大きく上昇することを意味する。いま、世界は人類史上最大のバブルに直面している。バブルがはじければ、株価は10分の1になる。まず「お金を投資で増やそう」と言う考え方を完全に捨てるべきだ。・「私の投資体験」。私はバブル崩壊を予見して、数年前から投資用の株式を処分してきた。一方、株式の処分を終えた後でも、ドル建ての投資信託は全部残した。当面、円安が進行して、更なる高騰が予想されたからだ。しかし2023年末に余命4カ月の癌宣告で私は2024年にすべて処分した。株式や投資信託を抱えたまま死ぬと、死亡日の相場で相続税がかかるだけでなく、売却益にも課税という2重課税が行われる。しかも相続人がすぐに売却するのも難しい。・「私の人生最大の損失―私の投資体験・失敗篇」。1989年末のバブル崩壊のあと、1990年初頭にバブルの調整が十分終了したと判断した私は「投資信託」に大金をつぎ込んだ。日経平均が2割ぐらい下がった段階で「調整は終わった」と判断した。日経平均パその後ピークの5分の1まで下がった。その投資信託は日経平均株価が1万円の時に損キリした。私の人生の中の最大の投資による側室だった
あとがき。がん終末期を迎えた私には、金儲けをしようとか、名声を獲得しようという、打算は一切ない。いま罹っている゜投資依存症」という深刻な病気から1日も早く立ち直り、明るい人生を取り戻す人が1人でも増えることが、私に残された短い人生の役割ではないかと思うのだ。2024年8月 森永卓郎
・私にきた詐欺メール。「投資家の皆様へ。私は、楽天証券ホールディングス代表の村上 世彰です。昨今の不安定な市場環境の中、確かな情報と戦略こそが資産を守り、増やす鍵であると私は考えています。そこで今回は、実際に「資産を3倍以上に増やした」方々が利用した特別な投資情報を、LINE限定で配信いたします。【実例】神奈川県 50代男性(運送業)LINE追加後にご紹介した銘柄に50万円を投資 ⇒ わずか2ヶ月で168万円に増加!■大阪府 30代女性(パート)低リスク運用を希望 ⇒ 推奨株で月利12%を3ヶ月継続中!- 私が自信を持ってお勧めする「注目の厳選株」- リスクを抑えつつ安定した利益を狙うための実践的戦略- 最新の市場動向と、今後の投資チャンス。LINEで友だち追加をしていただくことで、私から直接、これらの貴重な投資情報をお届けいたします。※配信枠には限りがございますので、お早めのご登録をお勧めいたします。※上記の事例は過去の一例であり、成果を保証するものではありません。皆様の資産運用の一助となれますよう、心より願っております。楽天証券株式会社© Rakuten Group, Inc.・ Alの回答。「楽天証券ホールディングスの代表取締役社長は楠雄治氏です」「本当に儲かるなら、人には言いません。それが真理」。
・3.31. 金融庁、銀行の投融資規制を緩和へ 巨額M&Aに資金を供給しやすく。一連の規制緩和策は、6月に策定される政府の経済財政運営の基本方針「骨太の方針」に盛り込まれる見通しだ。高市早苗政権が掲げる「AI・半導体」「造船」「航空・宇宙」など戦略17分野に成長資金を供給できるように促す。銀行の投資専門子会社は現在、銀行経営の健全性を維持し、産業界支配につながらないように、出資先が非上場のベンチャー企業や事業再生の場合などに限定されている。金融危機のさなかの1998年に、銀行による出資を制限するルールが決められた際、投資専門子会社についても出資先の規定が設けられた。金融庁はこの規定を定めた内閣府令を改正し、上場企業がMBO(経営陣による買収)により非公開化する場合や、事業を切り出して新会社として独立させる場合も認める方向で検討している。「いよいよ国作りに金融庁が動き出しましたね。中小企業を大手企業のグループ傘下に組み込み政策ですね。本音は。銀行も新たな稼げるし、金融管理に向けてですね。」「中小企業の地上げもどきに、銀行業務を加えるのが本音だもんね。いよいよ日本経済先行き怪しくなります。ファンドビジネスに金融庁の指導で銀行参加だね。」「企業同士の株式持合いをしないようにと動いていたはずが 外資に零細企業を買収されてそこを拠点に日本は侵食されている すでに許認可済みの法人なので今更規制できない」「今まで自己資本規制ど政策保有株式を減らせと言ったり、独占禁止法の関係から株式保有割合に規制をかけている。融資ならともかく、投資はどうかと思う。今まで散々、株式保有は減らすようにと指導してきたのにね。」「巨大海外ファンドや投資銀行のための施策でないことを願っています。」
・3.10.片山財務大臣、広がる“NISA貧乏”に「ショックを受けた」「積み立て自体の目的化は全く意図しておりません。金融経済教育を全員に」。新NISAの普及で若い世代の投資熱が高まるなか、生活費や交際費を削ってまで積み立てを優先する「NISA貧乏」が話題になっている。国会では片山さつき金融担当相が「積み立て自体の目的化は意図していない」と述べた一方、Xでは「本当に苦しいのは社会保険料や税金が重いからではないか」との声も広がった。将来への備えと、今を生きるためのお金の使い方。そのバランスをめぐる議論が熱を帯びている。「
・4.5.自虐的NISA貧乏という20~30代の生存戦略。あなたは賛成派?反対派?NISA貧乏という言葉にショックを受けたとされる片山さつき財務大臣は「中庸で広範で客観的な金融経済教育を広めたい」と発言しています。「日本は税金が高く、社会保険と合わせれば約半分は持っていかれてしまう。よって使えるお金は少ない。更に追い打ちをかける消費税がある。現在税金を払うために働いているようなものである。唯一逃げられるのはNISA程度である。今の若い世代は本能的にそれが分かっている。」
・4.2.「NISA貧乏」予備軍が4割?好成績の裏で削られる生活費。損益通算できないリスクと、月5000円運用のリアルな家計簿。新NISAのスタートから数年が経過し、2025年12月末時点でNISA口座数は2826万口座を突破。累計買付額も71兆円を超えるなど、資産形成は国民的な広がりを見せています。「投資に回すお金がない」というよりも、「物価高で家計に余裕がない中で、無理に投資を捻出しようとして悲鳴を上げている」のが若年層の切実な実態と言えるでしょう。」「若い頃にNISAがあれば私の資産形成はもっと楽だったと思う。今の人は恵まれている。この機にNISAもiDeCoも利用しない手はない。節約を貧乏と捉える生き方はとても自分に甘い生き方だと思う。」「いくらNISAで非課税投資して儲けたとしても、将来はマイナンバーで全て政府が個人の資産を監視して、資産や収入の多い人から社会保険料を多く徴収、高齢者も財産が多い人は年金を減らしたり、同じく社会保険料や病院の治療費の保険適用割合を低くする(自腹での支払いを増やす)という意見も出ているから、もしそうなれば、いくら頑張って収入を上げたり、投資でコツコツ積み立てても国に持っていかれる社会になる可能性がある。
・3.17.https://tver.jp/episodes/epbtp3udru。TBS NEWS DIG Powered by JNN。若者が「NISA貧乏」で“生活苦”?【Nスタ】NISAをやっている20代の月の平均投資額は「3万4432円」です。今、20代の人が投資に回す金額が増加傾向にあり、「NISA貧乏」という言葉も生まれています。
・3.31.自民「国旗損壊罪」の議論スタート 慎重派の岩屋前外相「外国国章損壊罪の守るべき法益は外交関係、同列に扱うのはおかしい」「内心の自由」との関係も指摘。「親中、反高市な議員ならではの反応やね。外国の旗と日本の旗は罰則も含めて同じにすべきだ。岩屋氏は日本人の代表としては、相応しくないと思う。外国、特に中国を擁護する姿勢には不安しかない。」「岩屋さんここは離党もありだと思います。中道改革連合は経験豊富な人材を求めておられます。大分ならかつての総理大臣である村山さんの地元でもありますので、社民党という手もありますよ。さぁ勇気ある一歩を踏み出しましょう!」「岩屋議員は一体どの政党に所属しているのでしょうか。高市首相が強く推進する国旗損壊罪の議論において、その足を引っ張るかのような言動が見られるのは疑問を感じざるを得ません。もし高市首相の掲げる政策と大きく考えが異なるのであれば、場合によっては離党も含めた判断が必要ではないかと思います。党の結束や有権者への説明責任という観点からも、より一貫した対応が求められると思います」「なぜ、こんな人が当選したのか」
・4.2. 社民幹事長、辺野古工事なければ「事故も起こりえなかった」 福島党首、会見で追及されダンマリ。社民党をめぐっては、3月19日に行われた集会で服部良一幹事長が行ったスピーチが問題視されており、この件について見解を求められた福島氏は、具体的な回答を避けた。「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです、皆さん!」と声を張り上げた服部氏。聴衆からは、「そうだー!」との声があがった。「海を埋め立てるのが悪いんです! こんなことをしなかったら、こういう事故も起こりえなかったわけですから。本当に、我々悔しくてたまりません」とした。事故の原因について「辺野古の新基地建設にある」と訴えたスピーチに、SNSでは厳しい声があがっていた。「福島瑞穂が抗議活動やって生命を落とそうが、自分の意志でやる結果だから口を出すつもりは無いが、事情も知らず乗り込んだ(美ら海水族館と同コース)抗議船の事故で前途洋々たる未来を失った高校生に対して何という言いぐさかと思う。」「まるで辺野古基地移設反対のためには今後も高校生の生命が犠牲になっても構わないといった様な言い方で看過出来ない。」「左翼活動家による予想通りの責任転嫁。それを言い出すなら、中露北の脅威がなければ、日本に米軍基地が置かれる必要がなかった、だから中露北が悪い、なる。左翼活動家はいつも自分たちの都合の良いことしか言わない。」「波浪注意報の中、未登録の船で出航を強行した船長の判断は極めて不適切である。事故の重大な責任があるにもかかわらず、福島党首の発言は論点のすり替えであり不誠実だ。こうした周囲への責任転嫁とも受け取れる姿勢に、多くの人が強い憤りを感じている。安全を二の次にした抗議活動の在り方は正当性を欠いている。政治的な目的のために若者の命を危険にさらした事実を、真摯に受け止めるべきである。」
・4.4.「船長が誰かここで述べるのは不適切」田村委員長。ヘリ基地反対協「共産組織も構成団体」。犠牲になった女子生徒が乗船した「平和丸」の運航船長については、党の関係者の名前が週刊誌などで取り沙汰されている。田村氏は「船長が誰かということは捜査中で、この場で述べることは適切ではない」と述べるにとどめた。捜査に先駆け、船長と共産の関係性の有無を明らかにする必要性については言及しなかった。「昨今の活動家は過激になる一方です。反体制、反社会的な思想や活動は、基地の妨害だけでなく、選挙妨害など民主主義国家である日本のあり方を揺るがす大きな問題になっていると思います。そういった背景に政党との繋がりがあるならば、徹底的に追求されるべきです。」「またあってほしくはありませんが、こういった活動は日本を敵対視する他国の工作活動の場にもなる可能性があります。スパイ防止法など、新たな法整備を力強く進め、これらに対処する必要があると考えます。」「結局、共産党はダブルスタンダードの政党だということだ。日頃、与党の不祥事を舌鋒鋭く批判しながら、身内の引き起こした不祥事に対して黙殺するのは筋が通らない。死亡事故を引き起こした抗議団体が共産党員によって運営されていたことは分かっている。自党の党員が子どもを政治利用し、危険な抗議活動に巻き込んだことについて沈黙を貫くのは、政治家としてあるまじき行いでは無いだろうか。」
・4.3. 「中国が日本に領土的野心を見せたこと、一度でもあるか?」 前川喜平氏がシェルター不要論→ツッコミ続々。政府は31日の閣議で、緊急事態を想定した避難施設(シェルター)の確保に関する基本方針を決定。地下街などを活用し、2030年までに市区町村単位の人口カバー率100%を目標としている。このニュースについて前川氏はXで「ホントにマジに、高市早苗に訊きたい」と切り出し、「中国が日本に領土的野心を見せたこと、一度でもあるか?」と疑問を呈した。また、「何のためのシェルターなんだよ」と疑問をつづり、「そんなものに税金使うな!」と怒りをあらわにしていた。しかしこのポストには、「めっちゃ尖閣に領海侵犯してるじゃん」「沖縄で領海侵入、領空侵犯何回あったと思ってんの?」「領土的野心が『ゼロ』なら尖閣周辺の領海を侵犯しません」という指摘が集まっている。「不祥事で文部科学省をやめられてから、前川さんの言動がより一層過激になってきているのが気になります。今回のシェルター不要論も客観的事実に基づいていませんし、少し前もSNSで日本国旗を燃やしてやると発信していますしね。日本の教育行政としては偏った考えの方には関わって欲しくないですね。政治家というよりも活動家に近くなってきたと思います。」「-尖閣諸島について、この人の立場としては中国のものという認識なのがよくわかった。だったら尖閣諸島が中国のものだったことを事実を基にして証明してほしいね。元文科省次官なら当然歴史的な資料含めて大変すばらしいご説明が聞けることでしょう。あと貧困についての調査報告もついでにしておいてほしいですね。一体どんなことが分かるんでしょう。楽しみです。」「公務員だから政治と同じ方向に向いているとは限らず、公務員だから思想や前科前歴などは制限されておらず、警察官と違い採用に際し調査されてはいない!つまり、なかには反日主義者もおり、日本列島周辺の独裁国家を擁護する者や独裁国家に積極的に旅行する者もいる!日本赤軍や極左に近い政党に入党している者など、公務員に規定がないので思想、言動は自由社会なので差し支えないと思う!」「この人、公的な立場についていないのになんで、記者クラブで発言できるのだろうと思って調べたのだけど‥記者クラブでのインタビューって記者クラブが招いてしゃべってもらうという枠組みのようですね。という意味では記者クラブが自分たちの広めたい言説をしゃべってくれる人を招いて、そこで記者クラブが言ってほしいことを代弁してもらって「ほら、有識者様もこういっておられますよ。」と言わんばかりに記事化するのがスキームのようですね。ちゃんとこういう構造は理解しておかないといけませんね。それに・・今のメディア、特に大手新聞社には中国共産党系の新聞から仕事をもらっているところや記者交換といいつつ指導員を派遣してもらっている新聞社もあるようですし。中国のネガニュースをほとんど出さない新聞まりますしね。Yahooニュースはその典型ですし。」
・2017年5月22日、読売新聞は、前川が文部科学省在職中に売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りし、店内で気に入った女性と同席し値段交渉した上で店外に連れ出していたと報じた。 なぜ前川さんは「出会い系バーで貧困調査」という苦しい釈明をしたのか 。「国会で大騒ぎになっている「総理のご意向」文書を本物だとぶちまけた、前川喜平・前文科省事務次官が「出会い系バー」に通っていたという読売新聞の報道を事実と認めつつも、その理由を「女性の貧困について、ある意味実地の視察調査の意味合いがあった」と釈明したのである。」「ご存じのように、文部科学省は教育を所管している。待機児童やイジメ問題の現実を見るために身分を隠して保育所や教育委員会に潜り込むとかならばまだしも、マジックミラーごしに女性をチョイスし、小遣いをちらつかせて店外デートの行き先を「交渉」するような大人の社交場で、女性の貧困を潜入調査してくれなんてことは国民は誰も頼んでいない。」「百歩譲って、前川さんがおっしゃるように、援助交際に走る女性たちと実際にメシを食ったり小遣いを渡したりしなくては見えない「文科行政、教育行政の課題」というものがあるとしても、ひとつの店に多い時は週3日も通いつめて「常連」になる理由はまったくない。なんてことを言うと、「そんな個人の人格攻撃はやめろ!」というお叱りの言葉が飛んでくるかもしれない。」「前川さんを「ヒトラー安倍の恐怖政治に屈しない正義の官僚」として持ち上げている朝日新聞や民進党のみなさんからすれば、「出会い系バー通い」は官邸が前川さんの社会的評価を貶(おとし)めるための印象操作なのだからスルーしてやんなさいよ、という主張なのだ。」
.4.4.・https://news.yahoo.co.jp/articles/c401cf0b2631e7114da1d1acf281950fc35376fd 辺野古沖転覆事故で亡くなった娘「優しく聡明な子」 父親がネット発信 安全管理の欠落「言葉を失います」〈私たちは、2026年3月16日に辺野古で発生したボート転覆事故で、次女を亡くしました〉。そんな言葉から始まる投稿は、3日午後11時までに4本公開されている。最初の投稿は事故から12日後の3月28日だ。投稿によると、知華さんは2008年10月生まれ。両親や4歳上の姉との海外生活を経て、姉を追う形で21年4月に同志社国際中へ入学した。〈校風も自由闊達(かったつ)、(中略)知華も毎日楽しく、おしゃれしながら登校していました〉〈明るく、優しく、聡明(そうめい)な子でした。家族想(おも)いで、家族で出かけるのをいつも楽しみにしてる子でした〉
<余談> 人は自分の意志で行動していると考えていますが、実は、ホルモンなどに多大に影響を受けて行動していることが多いです。自分をコントロールしているものの正体がわかれば自制することも可能です。自然界には宿主をコントロールする寄生生物もいます。
・ドーパミン中毒。依存症の言葉を聞くと、最初に、アンナ・レンブケ/著 、恩蔵絢子/訳。「ドーパミン中毒 (新潮新書)」を思い出します。なぜ人は「推し」や「沼」にハマると抜け出せなくなってしまうのでしょう? スマホ、アイドル、ゲームやSNSにハマるのも、恋愛中毒やワーカホリックに陥るのも、のべつまくなしのセックス、酒、ギャンブル、薬物といった依存症に到るまで……鍵を握るのは「脳内麻薬」とも呼ばれる脳内化学物質ドーパミン。いまや巨大な「ドーパミン経済」の渦中で生きていると言っても過言ではない現代人。「ドーパミンは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、快感や意欲、運動調節、学習などに関与しています。目標達成時や心地よいと感じたときに放出され、「報酬系」の神経伝達物質とも呼ばれます。ドーパミンとは、脳内で合成されるホルモンの一種で、セロトニン、エンドルフィンと並ぶ「3大幸せホルモン」の一つです。なぜ「脳内麻薬」と呼ばれるのか。お金・ギャンブル・恋愛・ゲームなどで「快感」や「うれしい期待」を感じるとき、報酬系という脳の回路でドーパミンが強く働きます。この報酬系は、依存症に関わる薬物でも強く刺激されるため、「快感を生む脳内麻薬」というキャッチーな表現が広まりました。実際には、痛みの軽減や強い陶酔感に直結するのは、オピオイドという別の系統の物質で、ドーパミンは「快感そのもの」よりも「欲しくなる・またやりたくなる」という動機づけの役割が大きいと考えられています。依存症との関係は、「ドーパミンが出すぎる」ことよりも、「ドーパミン回路のバランスが崩れる」ことがポイントだと考えると分かりやすいです。ドーパミンが「もっと欲しい」。アルコールや薬物、ギャンブル、ゲームなどをすると、脳の報酬系という回路でドーパミンが分泌され、「快い」「スッキリした」といった感覚が強化されます。このとき脳は、「これは良いことだ」と学習してしまい、「またやりたい」「もっと欲しい」という行動への強い動機づけが起こります。ここが依存につながる入り口になります。
繰り返しで起こる脳の変化し同じ行為を何度もくり返すと、報酬系に次のような変化が起きることが分かっています。以前と同じ量では満足できず、量や時間が増えやすくなる。ドーパミンの受容体が減るなど、反応が鈍くなる。そのせいで、日常の小さな楽しみでは「何も感じない」状態になりやすい。結果として、「やめたいのにやめられない」「やらないと気分が落ち着かない」という、依存症の典型的な状態に近づいていきます。日本の公的な資料でも、依存症は「意志の弱さや性格の問題ではなく、脳の働きの変化が関わる病気」と説明されています。一度このドーパミン回路のバランスが大きく崩れると、自分の力だけでコントロールするのがとても難しくなり、治療や支援が必要になることがあります。「ギャンブル依存症は、ドーパミン中毒患者ともいえます。キャンブルしている人は、お金が儲かるかっている人はほとんどいません。それでもやめられないのは、お金を欲しがっているのではなく、実はドーパミンが欲しくてギャンブルをしているからといえます。」依存症になると脳の仕組みに変化が生じます。 快楽をもたらすドーパミンとよばれる脳の神経伝達物質が関係しています。 このドーパミンが分泌されることで生物は幸福感、喜びを感じます。 アルコールや薬物などの依存物質を摂取すること、ギャンブルやゲームなどの依存行動をすることでもドーパミンは分泌されます。
・テレビ番組でママタレさんが、「子供の反抗期は大変だった。でもホルモンがそうさせていると思ってあきらめた」と経験談を語っていました。反抗期は、思春期におけるホルモンバランスの変化が深く関係しています。この時期の子どもたちは、体の急激な成長に心が追いつかず、精神的に不安定になりやすいです。ホルモンによる変化。反抗期の子どもに見られる行動や心理には、ホルモンの影響が大きく関与しています。 思春期の始まり: 性ホルモンの分泌が活発になる。・女の子は女性ホルモンの影響で10歳頃から体が変化し始める。・ 男の子は男性ホルモン「テストステロン」の分泌が15歳前後でピークを迎える。■体の変化:・ 女の子は胸が膨らみ、より女性らしい体つきになる。男の子は声変わり、体毛や髭の成長、筋肉の発達が見られる。第二次性徴が起こり、体は急速に大人の体へと変化する。■心の変化:性的な衝動や攻撃性が高まり、イライラしやすくなる。自分を客観的に見るようになり、自分自身の価値観を確立し始める。親子の距離を取りたがり、一人でいることを好むようになる。 自分の価値観と親の価値観とのズレに悩み、不安定な状態になる。・自分は何者か」を模索する心の葛藤が強くなる。親子関係への影響。ホルモンの影響による子どもの変化は、親子関係に影響を与えることがあります。 親への態度。・ 親に反抗的な態度をとることが増える。・「子ども扱いされるとムカムカする」といった感情が芽生える。・ 親の話を聞かなくなり、素っ気ない態度をとる。・「うざい」「うるさい」といった言葉を使うようになる。 心理的な距離。・ 親との会話が少なくなる。・ 親に相談しなくなり、友人との関係を重視するようになる。・ 自分のプライベートを守ろうとする。反抗期は子どもの心の成長の証であり、大人の体の変化に心が追いつかないことで生じる戸惑いやフラストレーションが原因です。親としては、この時期の子どもの精神的な不安定さを理解し、成長の過程として受け止めることが大切です。「振り返ると両親には申し訳なかったです。」
・あまり日本では取り上げられることはありませんが、「トキソプラズマ症」というものもあります。トキソプラズマは、主に猫を終宿主とする寄生虫一種である“トキソプラズマ”に感染することによって引き起こされる病気です。トキソプラズマは自然界に広く存在しており、主に私たちの感染源となるのはトキソプラズマに汚染された肉類や猫などペットの糞便とされています。しかし、トキソプラズマ症は健康な人が感染しても症状がないことも多く、仮に症状が出た場合でも軽度な発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなど一般的な風邪のような症状のみで自然に回復します。一方で、妊娠中の女性が感染すると胎児にも感染を起こし、“先天性トキソプラズマ症”を発症することもあるため注意が必要です。現在のところ日本でトキソプラズマ症に保険適用される治療薬はなく、現れた症状を改善するための対症療法が行われます。認知症との関係については、まだ研究途中の段階ですが、海外の観察研究では、トキソプラズマに過去感染した人のほうが、軽い認知機能の低下やうつ症状が多いという報告があります。現時点では、トキソプラズマ感染=将来必ず認知症になる、という話ではなく、「関係があるかもしれないので研究が進められている」という位置づけに近いです。トキソプラズマ感染と性格の変化の因果関係は、まだはっきりとわかっていません。 トキソプラズマ感染と精神疾患との関連を示唆する報告はあり、特に統合失調症やうつ病、双極性障害などのリスクが増加する可能性があります。 また、その他にも衝動性や攻撃性に影響を与えうることが指摘されています。動物実験では、トキソプラズマが脳内の物質に影響し、行動が変化することが知られています。人間でも、慢性的な感染と「衝動性がやや高い」「不安が強い」などの関連を示すデータはありますが、トキソプラズマについては、人やマウスで「性格が変わるのでは」という研究が有名ですが、成長の過程でネズミからネコに宿主を変える、トキソプラズマという原虫(単細胞の寄生虫)は、ネズミに感染すると、ネズミのネコに対する恐怖心を減らし、ネズミがネコに食べられやすくします。 これにより、トキソプラズマはネズミからネコへと宿主を変えることができます。チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めています。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコに食べられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。ネコに食べられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなるというものだが、このような変化はトキソプラズマに寄生された人間にも現れることをフレグル氏は発見した。しかし、トキソプラズマがどのような方法でそうした変化をもたらしているのか、最近までほとんど解明されていなかった。スウェーデンの研究チームが謎を解く重要なカギを発見した。寄生した体内を移動し、さらには肝心の脳に到達するために、トキソプラズマは白血球を“乗っ取る”。白血球といえば、そもそもこのような侵入者を攻撃する細胞だ。白血球を路線バス代わりに利用するだけでなく、トキソプラズマはそれらを小さな化学工場に変え、ネズミの、ひいては人間の恐怖感や不安感を鈍らせる神経伝達物質を作らせているという。トキソプラズマは「今かかっている人」よりも、「これまでに一度でも感染したことがある人の割合(血清陽性率)」で語られることが多いです。日本では、全国一律で毎年調査されているわけではありませんが、これまでの報告をまとめると、成人の抗体保有率はおおよそ以下のイメージとされています。全体:およそ 10% 前後・。若い世代ほど低く、高齢者ほど高い傾向。地域によっても差があり、農村部などでやや高い報告もある。昔の世代ではもっと高い(20〜30%程度)報告もありますが、食生活や衛生環境の変化により、近年の若い世代ではかなり低下していると考えられています。
・自然界には宿主を操る寄生生物の存在も知られています。・「アリを操る菌」として有名なのは、オフィオコルディケプス属というカビの仲間です。一般には「ゾンビアリ菌」などと呼ばれます。どうやってアリを操るのか?・胞子がアリの体表につき、体内に侵入する。・体の中で増えながら、アリの行動に影響を与える。アリは普段とは違う行動をとり、高い場所の葉や枝に噛みついて固定される。アリが死亡したあと、アリの体からキノコのような突起が生え、先端から再び胞子をばらまく。この「高い場所に登って噛みつく」という行動が、胞子を遠くまで飛ばすのに有利だと考えられています。主に熱帯雨林など、湿った森でよく見つかります。
・虫の「ゾンビ化」の話は、ハリガネムシとカマキリは、その代表例の一つです。どうやって「操る」のか。ハリガネムシは水中でしか卵を産めないのに、幼虫の間は陸上の昆虫(バッタやカマキリなど)の体内で育ちます。成虫になる時期になると、水に戻る必要があるため、宿主であるカマキリに「水辺へ行かせて飛び込ませる」行動変化を起こします。現在わかっているポイントは、 カマキリの脳を乗っ取るわけではない。ハリガネムシは、脳みそそのものに入り込んで神経を直接操作しているわけではないと考えられています。むしろ、体内から次のような「間接的な方法」でカマキリの行動を変えている可能性が高いとされています。体液中に、神経やホルモンに作用する物質を分泌する。それによって、カマキリの「光の感じ方」や「恐怖心、回避行動」などを変える。結果として、水面からの反射光に異常に引き寄せられ、水辺に近づきやすくなる。特に、研究では「水面の反射光に対する感受性が変わっているらしい」という点が指摘されています。カマキリは本来、水に入ると溺れてしまうので、普通は避ける行動をとります。それにもかかわらず、ハリガネムシに寄生されたカマキリは、水に飛び込んだあとは、ハリガネムシはカマキリのお腹から水中へと出ていきます。その後、水中で交尾し、卵を産んで一生を終えます。
・カタツムリを操る寄生虫は、主にロイコクロリディウムという吸虫の一種です。この寄生虫は、カタツムリの行動を制御し、鳥に捕食されやすくすることで、自身のライフサイクルを完結させます。ロイコクロリディウムは、吸虫綱に属する寄生虫です。日本では沖縄で1種、北海道で2種が確認されています。寄生サイクルは、卵の摂取: 鳥の糞に含まれるロイコクロリディウムの卵をカタツムリが食べます。カタツムリへの寄生: 卵はカタツムリの体内で孵化し、触角に侵入します。行動の制御: 寄生された触角はイモムシのように脈動し、鳥の目につきやすい明るい場所へカタツムリを誘導します。鳥への捕食: 擬態した触角に騙された鳥がカタツムリを捕食します。鳥の体内での成長: 鳥の腸管でロイコクロリディウムは成長し、卵を産みます。糞による排出: 卵は鳥の糞と共に排出され、再びカタツムリに摂取されます。カタツムリへの影響。ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリは、触角が太くなり、特徴的な縞模様が現れます。明るい場所へ移動させられるなど、行動が変化します。寄生によりカタツムリの体に負担がかかり、寿命が短くなる可能性があります。
