私の仕事は研修講師です。私の分類では、研修は大きく分けて、IT系とビジネス系に分かれます。さらにビジネス系は、手法などのスキル系と心構えなどのマインド系に分かれます。研修のスタイルは、私は3種類の形があると思っています。①知識を覚える学習型。②事例を分析して正解を求めるケースメソッド型。③自身や自社の課題の解決を考える型(あまりありませんが)。PBL(プロジェクトベースドラーニング)と呼ばれる研修スタイルです。私はビジネス系のスキル系講師で③のスタイルで実施しています。仕事柄、多くのビジネスマン同様にビジネス関連の本は読みます。ドラッカー氏。松下幸之助氏。本田宗一郎氏。稲盛和夫氏。永守重信氏(日本電産には過去にご本社や全国の出先工場など、PM研修でお世話になりました。本社ビルの1階には、創業時に4人で立ち上げたときのボロボロのプレハブが展示されていました。感動しました。館内には、永守氏の言葉や「太陽より熱い男」のポスターなどが張られていました。カリスマ経営者だとは思いますが、他の人も自分と同じように情熱をもって仕事ができると考えたのが今回の躓きのもとになった気がします)。柳井正氏の「1勝9敗」も読みましたがあまり記憶に残っていません。多くの本の内容が、挫折を乗り越える不屈の闘志や優れた人間性が書かれていて、自分とは程遠い人たちだと感じていました。今回、改めて柳井正氏の「経営者になるためのノート」を読みましたが、感銘を受けました。何より内容が論理的であり、かつ合理的で分かりやすいです。非常に読みやすいです。内容の構成は、「経営者になるため」に、4つの大分類に分けています。次に大分類1つに対して、中分類を7つに分けています。そして各中分類を幾つかの小分類に分けて書かれています。各小分類は、中分類を達成するためのプロセスが書かれています。小分類が達成されれば、上位の中分類が達成できる。各中分類の7つが達成できれば、上位の大分類が達成できる。そして4つの大分類が全て達成できれば、目標の「優れた経営者」になれるという構造になっています。この構造は、プロジェクトマネジメントで使用するWBSの手法やロジックツリーの考え方です。そして本書をさらに読みやすくしているのが、各プロセスの説明が、一貫して、結論から理由と具体例の流れで説明されています。これはPREP法の、結論・理由・具体例・結論の順で情報を伝える構成です。これは、読み手や聞き手に内容を簡潔に、かつ説得力を持って伝えるための効果的な手法を使っています。しかも、各プロセスに結論に関すること以外の記述はされていません。時々話の内容があちこちに飛ぶ本を読むことはありまず、そんな余分な記述は一切ありません。正直、マネジメントの本としては、私には過去1番響きました。2015年出版の本ですが、私が知らなかっただけなのか、あまり話題になっていないことが不思議です。タイトルは内容から言えば「リーダーと経営者ためのノート」です。私がビジネス系のマインド系の講師だったら「こんな素晴らしい本が出たら、とても超える内容の研修は出来ないので困る」と感じます。今、本を整理し始めているので、基本的に読みたい本は図書館で借りますが、この本は、手元に置きたいので、ネットで注文しました。テレビ番組で「文は人なり」といテロップがありました。文章には書き手の性格、考え方、教養などが自然と表れるため、文章を読むことでその人の人柄がわかるという意味です。この言葉は、18世紀フランスの博物学者ビュフォンが述べたものに由来しています。この本を読むと柳井氏は超論理的で超合理主義だと感じました。そして本人はクールに装っていますが、「人にやさしく」「思いやりの深い人」だと感じました。私は歴史上の人物の「織田信長」とイメージと重なりました。織田信長といえば、冷酷残忍で冷酷無比のイメージがありますが、「天下布武」平和な日本を作ろうとした人です。秀吉の妻である「ねね(おね)」に宛てた人情味ある手紙が現存しています。秀吉の日ごろの「浮気」に悩む、ねねの内心を気遣った、優しい言葉で表現されているのです。この手紙には、秀吉の事をいつもの「サル」ではなく、「はげねずみ」と現わしている点も見逃せません。(現代文)「私の命に従い、この度、この地(安土城)にはじめて尋ねてくれて嬉しく思う。その上、土産の数々も美しく見事で、筆ではとても表現できない程だ。そのお返しに、私の方からも「何をやろう」かと思ったが、そなたの土産があまりに見事で、何を返せば良いのか思い付かなかったので、この度はやめて、そなたが今度来た時にでも渡そうと思う。そなたの美貌も、いつぞやに会った時よりも、十の物が二十になるほど美しくなっている。藤吉郎(秀吉)が、何か不足を申しているとのことだが言語道断けしからぬことだ。どこを探しても、そなたほどの女性を二度とあの禿ねずみは見付けることができないだろう。これより先は、身の持ち方を陽快にして、奥方らしく堂々と、やきもちなどは妬かないように。ただし、女房の役目として、言いたいことがある時はすべて言うのではなく、ある程度に留めて言うとよい。この手紙は、羽柴(秀吉)にも見せること。又々 かしく藤吉郎 女ども」のぶ。信長のおかげで秀吉から家康へと戦争のない天下泰平の世が実現しました。
・第三章 チームを作る力–経営者は本物のリーダーであれ。第一項 信頼関係を作る–それが始まりであり、全てであるということ。・「経営はチームで行うもの」。1人でできることなど、本当にたいしたことはありません。経営はチームでやるものなのです。チームを作り、チームを動かす。この力を磨かない限り、経営者は何もできないに等しいのです。やろうとしていることをチームの力を使って実現できるリーダーとしての能力を持っていない限り、大した成果を残すことはできません。・「利己的なリーダーはチーム作りに失敗する」。リーダーとして上手くいかない人は、自分だけが勝とうとする人です。リーダーというのは、チームを勝利に導く人です。リーダーの言うことが利己のためだったとしたら、メンバーにすぐに見透かされてしまいます。誰も本気になってリーダーの言っていることを実現しようとは思いません。こういう人は、メンバーを自分の目的達成の道具のように扱ってしまいます。これはチームではありません。チームとは単なる人の集まりでなく、リーダーとメンバー、メンバーとメンバーとが強く結束して、共有する1つの目標に向かっている状態を言います。・「信頼こそ全て」。チームを作るために、リーダーが最も大切にしなければいけないものは「信頼」です。リーターがメンバーから信頼を得られない限り、あなたがどんなに立派なことを考えていようが、あるいはどんなに立派な経歴があろうが、メンバーはあなたの言うことを心から受け入れて、一緒になってやっていこう、この人についていこうという気持ちにはならないのです。・「信頼関係の基本のキ」。信頼関係を作るためには、あなたが言行一致で首尾一貫した人間かどうかです。・「言行一致」。あなたが言っていることと、あなたがやっていることが一致しなければ、信頼のシの字も生まれてきません。「あなたは、あなた自身が言ったこと、約束したこと、言っていることの最大の実践者ですか」。メンバーというのは、あなたの言葉を信じるのではなく、言葉を言った後の、あなたの背中に信頼性を見出します。・「首尾一貫」。あなたが新年にしていること。大切にしている価値観、追っかけている物、こういったものが、ぶれない。変わらない。さらに言うと、そこに1つの高い倫理性や社会性、あるいは物事としての1つの真実性が感じられる。つまり、ある種の真善美を追及するような普遍性。こういった姿勢が、人間の真として感じられる人でないと、相手から本当に信頼を受けることはおぼつかないのではないかと思います。言行一致と首尾一貫。人間としてのこうした姿勢。これは言い換えればその人の「人としての誠実さ」のようなところに通じるのではないかと思います。
・第二項 全身全霊。100パーセント全人格をかけて部下と向き合う。・「100%全力で関与する以外に人は変わらない」。表面上だけで付き合ってその人が変わるきっかけになることは、人間関係においてありえない。・「部下の立場に立って話を聞く」。その一人ひとりの相手の立場で、相手の思考回路とか相手の感情回路に入って、それを共有しようとしない限り、相手は「本当に聞いてもらっているな」ということにはならないと思います。・「部下のために必要なことを、自分のすべてを動員して考える」。そうやって聞いたら、部下を正面から受け止める。正面から受け止めるというのは、部下の話に対して、その人のためにどういうアドバイスをしてあげたら一番いいのかということを、自分の経験や知識や能力を総動員して考えて、意見を言ってあげることです。正解は百人いれば百通りあります。百通りを本気になって考えることです。100%集中して、100%のエネルギーを使わない限り成功しないものは、100%使うしかないのです。だから全身全霊なのです。・「鬼となり仏となる」。部下の未来を明るくするのがリーダーの仕事です。ですからその人の未来を考えたら、ある仕事ができるようになるまで鬼となって指導することも大切です。ひとつの達成で終わらせずに、どんどん要求していくという鬼になることも必要です。大切なことはリーダーの自己満足ではなく部下の未来です。一方「鬼」だけでは部下はついてきませんし、成長もしません。よい仕事をしたときや、前と比べて成長したなと思った時は「仏」となって、きちんと誉めてあげる、評価してあげることも大切です。部下の体調や家庭の事情なども気遣う、そうした心配りも仏の顔の1つです。一緒に仕事をするというのは表面的なことでは本当に歯が立たないのです。頭で分かるのでなく、実線を通じた体得が必要です。理論だけ分かっていても、実行されないとまったく意味がありません。ですから体得なのです。
・第三項 目標を共有し、一人ひとりの責任を明確にする。・「目標はしつこく繰り返し伝えてはじめて共有できるもの」。仕事はすべてチームプレイです。チーム全員で成果をあげていく。その時、まず大切なことは、このチームはいったいどのような成果を目指すのかといった目標の共有です。目標の共有は、本当にメンバーが分かるまで、何度も同じことをしつこく繰り返し伝えないと成り立ちません。GE社の元CEOのジャック・ウェルチ氏は「1日のうちにあまりにも何回も会社を目指す方向について話して自分自身で嫌になったことがある」の言葉を残しています。・「必ず個人単位で責任を明確にする」。チームプレイの基本は、メンバー一人ひとりが自分の責任を果たすことです。それぞれのメンバーが「これをやるのが自分の責任なんだ」と強い自覚を持つところから始めなければいけません。自覚形成にとって一番大切なことは「この仕事は誰の責任なのか」を明確にすることです。明確にするというのは、「1つの責任は1人」とすることです。団体という責任の取らせ方はダメです。個人レベルで明確にしないと、結局無責任体制になります個人という単位でしか本当の責任はとれないのです。・「仕事を本人に考えさせることが、責任感の根源になる」。本当に本人が責任を持ってその仕事をやる、というようにするためには、その仕事を本人に考えて作らせるということがポイントです。自分の仕事だと思うことが、人間が自分から仕事を進んでやる根源になるのです。根源ができれば、人は自然と必死にやりますし、高い基準を目指してやっていこうという気持ちが生まれるのです。自由に考えさせて、権限を与えたほうが結果もよくなる。本人が自分の仕事だと思ってやるから責任も追及できる。
・第四項 任せて評価する。・「自分の仕事だと思った時、人は頑張る」。いい会社というのは、全部の人が、自分のやっている仕事が自分の仕事だと思っている会社です。悪い会社は全部の人が、自分のやっている仕事が人の仕事だと思っている会社です。いい会社にするためには、リーダーは、メンバーに自分の仕事を考えさせること。そして、出来るだけメンバーの意見を取り入れて仕事をしたいと思うことが大切です。「仕事の成果=能力×モチベーション」です。いくら能力がむ高くても、いいアイデアであっても、実行する人のモチベーションが低い状態では仕事の成果は高くなりません。失敗するのだったら、早く失敗して、小さく失敗して、たくさん学修することで、将来大きい致命的な失敗をしないように育て上げたほうが、メンバーのためになります。・「筆の上げ下ろしまで指示しない」。いったん任せたら、その半分は目をつぶらないといけないと思います。つまり、耐えるということです。細かく箸の上げ下ろしまで支持したら、メンバーは仕事をしなくなります。「任せる」ことは重要ですが「任せ方」も同じように重要です。・「任せる時は、ゴールイメージを必ず最初に共有せよ。・「任せる時は、ゴールイメージを必ず最初に共有せよ」。メンバーに仕事を任せる時は、リーダーとして本質的に達成してほしいことやその基準を最初にしっかりとすり合わせておくことを忘れないようにしてください。すりあうまでコミュニケーションをする。すりあっていないうちは任せないようにするということです。・「任せたら、評価をしっかり伝えること」。「任せる」というリーダーの仕事を完成させるためには「評価」をしてあげなければいけません。任せたことをしっかり評価してあげる、このことは人を成長させるうえで、とても大切な要因になります。
・第五項 期待し、長所を活かす。・「自分流のやり方で期待を伝える」。商売に天才、秀才は要りません。商売の世界は凡人でも非凡な成果を得ることができます。それがチーム力の凄さです。そのためには個々人のモチベーションが大きなテーマになってきます。メンバーに高い成果を要求するのであれば、その分だけメンバーに対する期待の気持ちをセットで届けないと、モチベーションを高めるというリーダーの仕事は完成しないということです。人は人から期待されれば、その期待にこたえたいという気持ちを持った生き物です。伝え方は自分自身に一番似合っているやり方を自分で発見してください。技術ではありません。心です。・「長所も短所も含めてメンバーの実態をよく理解する」。メンバーに期待ができる人は、メンバーのことをよく見ている人です。人間は過去の自分の経験などの影響を受けて、偏見や先入観を必ず持っているものです。その結果決めつけてしまう傾向があります。長所も短所も含めて、その人間の実態をあるがままに受け入れる。どうやったらその人が一番活きるのか考える。それがメンバーに対する基本姿勢です。・「長所=強みを生かす人事を考える」。人材活用の要諦としていえることは、やはり長所を伸ばす方向で活用を考えるということです。ドラッカーぱ「あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。弱みによってではない」と言っています。人は完ぺきではありません。ですから、一人に全部完璧にやってもらおうとすると、いい長所を持った人を短所のために活かせなくなってしまうことが起きます。チームがあり、チームメンバーがいる理由を考えてください。1人で全部完全な人間でなくても、補い合うことができるからチームのメリットがあるのです。
・第六項 多様性を積極的に肯定する。・「人間は1人ひとり全部違う」。国籍とか人種とか性別とか言う前に、もともと人間は個人個人が全部違っていて、誰一人同じ人はいないのです。多様性のマネジメントはいつだって存在するのです。日本人は考え方の幅が狭すぎる傾向、違いを受け止めるのではなく排除する傾向があるので、リーダーとしてはきおつけてほしいです。これは日本の学校教育の弊害でもあるのですが、「1つのやり方だけが正解。あとは正解とは認めません」みたいな教育がずっと続いています。教えられた正解を暗記して、その正解だけを答えないと減点になる。この弊害が日本国全体で見たときにあるように思える。当然のことですが、企業活動に正解が1つしかないことはありません。変化の激しい時代ですので、過去の政界の前提がすぐに変わっていってしまいます。1人ずつの考え方の包容力を、リーダーは身に着けていく必要があります。・「会社も人を選ぶ権利がある」。人が会社を選ぶ権利があると同時に、会社も人を選ぶ権利があります。会社の使命感や目標や考え方、あるいは基本方針や原理原則、こういうものに対する理解、共感、共有。一緒にチームとなって働く限りは、メンバー側にこれがあることが前提です。それを理解しようとする姿勢がない、前の拐取と違っているとか、自分の考え方とは違っているということであれば、残念ながら一緒のメンバーになってもらうことはできないと思います。やり方、知恵はいろいろあっていいのです。しかし、会社としての本質的で絶対的な所は揺るがせにしてはダメです。・「グローバル経営において」。いったい事実はどこにあるのか。それを現場、現物、現実で確認することが重要です。その史実を確認したら、その習慣に合わせたほうがお客様も働く人も納得がいく。そうであれば「郷に入れば郷に従え」と言われるように、その習慣を受容するように判断していく。いついかなる時もマニュアル的、ステレオタイプ的に判断するのではなく、何をどう実行することがお客様にとって本当にいいことなのか自問自答する。このことがリーダーとしての本質的思考法で、グローバルであろうと一緒です。・「1人ひとりの事情の違いへの心配り」。個別の事情が発生した時に、リーダーが本当にメンバーの身になってやってくれるかどうかというのは、リーダーを評価する大きな要素だと思います。杓子定規に会社の決まりだからいったことを言っていると、リーダーとして信頼されないばかりか、会社としても信頼されなくなってきます。人の気持ちが分からない人間に経営は出来ません。
・第七項 勝ちたいと誰よりも強く思い、自己変革を続ける。・「勝つことに対する意識を誰よりも強く持つ」。チームワークの前提条件は、メンバー全員が勝ちたいという気持ちになることです。そのようなメンバーの気持ちを作るためには、勝ちたいという思いを誰よりもリーダーが強く持っていることが欠かせません。勝ちたいと強く願わず、そこそこでいいという会社は潰れます。小さな成功に満足して、舞い上がっているリーダーもやがて大きな失敗をします。生き残っている会社は、勝ちたい、成長したいと誰よりも高い目標を設定し、必要な実行をスピードを持ってやっている会社です。・「リーダーが挑戦を率先垂範し、求める生き方の模範となる」。勝ちにこだわった理想的なチームを作るためには、メンバーを鼓舞する前にリーダー自身が先頭に立って挑戦することが重要です。リーダーが挑戦しないところにメンバーの挑戦はありません。経済が豊かになってくると「求めない生き方」が是認されるような社会風潮が生まれます。私は、本気で頑張れば、何がしかの達成感や成長実感は必ず得られるものだと思います。その人生の方が楽しいと思います。・「挑戦し続けるためにリーダーが自分に課すべき3つのこと」。①自分に自分が期待すること。自己否定をしていては希望は持てません。メンバーのモチベーションをあげるためには、その前にリーダーが自分のモチベーションを挙げることが必要です。②自己変革です。日々、自分自身を変えていき、どうやって成長させていくか真剣に考えておかないと、挑戦の先頭に立ち続けることができなくなります。本当に成長を考えて、準備をしている人間にしか未来はやってきません。③自己管理です。経営者として自分を律することです。大きくは2つあります。1つは、経営者としての本道以外のことには近寄らず、まじめに経営道を歩むことです。本道以外のことや過ぎた贅沢にうつつを抜かしていると、あっという間に時代についていけなくなります。もう1つは健康管理です。経営者という仕事は肉体的にも精神的にもハードです。健康を害していては、まともに機能することなど無理な仕事です。健康管理を自分に課すことは、経営者というリーダーを務める人間の義務であり、責任です。
・第四章 理想を追求する力–経営者は使命とともに生きよ。・第一項 経営者にとっての使命感。・「会社の存在意義の追究こそはすべて」。会社にとって一番大切なのは、使命感です。使命感とは、何のためにその会社を作ったのか、何のためにこの会社は存在するのかといった、企業の存在理由であり、それを永遠に追究し続けようとする姿勢です。長い間、社会から優秀だと認められている会社は、しっかりした使命感にもとづいた経営がおこなわれている会社です。・「使命を、全ての企業活動の中心に据えよ」。何のためにその会社は存在しているのか。その原点を経営者が忘れ、社員も忘れている会社が、いい会社になりようがありません。しかし現実的には、この使命感の部分が曖昧になっている会社が多いのです。また、最近の経営者の中には、はじめから会社の使命など考えていない人が少ないように思います。とにかく一発当てて儲けること。有名になること。キャリアに箔を付けること。そういったことばかりに関心が向いている人達です。私は、こうした人たちを本当の経営者だと思いません。こうした人たちに限って、会社は誰のためのモノかと聞かれると「株主のため」と堂々と答えます。MBAで習った教科書のように。本当に地に足を付けて、自分で商売をやっている経営者は「お客様のため」と答えるはずです。お客様に必要とされているものを提供する以外に、企業は存在理由がないからです。
・第二項 あるべき使命感。・「社会に貢献できる企業だけが生き残れる」。会社は生まれた瞬間から社会の公器です。ですから、社会に貢献できる会社だけが、時代を超えて「社会にいていいよ」と言われるようになっていると思います。お客様の生活の向上や幸せに役立つことができず、社会に貢献できない会社は、いつの間にか社会から排除されてしまいます。会社にとって儲けることは重要なことです。しかし、それ自体は手段に好きません。会社の最終目的は「人間を幸せにするために存在している」という使命感の実現であるべきなのです。・「お金だけ追いかけるとお金に逃げられる」。会社が見ているものはお金だけであって、お客様の幸せでなければ、結局商品やサービスに現れてしまいます。それを、お客様は敏感に気づいて見過ごさない。使命が、社会をよくする方向にもっていく使命であるほど、それを具現化した商品やサービス、商売に対して、社会は共感してくれるのです。
・第三項 ファーストリテイリングの使命と、心にとめてほしいこと・「ファーストリテイリングの使命」。ファーストリテイリングの基本的価値観は「お客様のために」です。言い換えれば、全てはお客様都合で考える経営です。ファーストリテイリングは「本当に良い服、今までにない新しい価値観を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します」です。ファーストリテイリングは洋服を通じて、社会を本当にいい方向に変えたいと思っています。発展途上国にとって最大の問題はお金がないこと以上に仕事がないことです。そこに我々の工場を作り、仕事を作ることも世界を変える1つにつながるのだと思います。・「使命への共感、共有が必要条件」。企業全体の使命を共有すれば、それを実現するための自分の使命感が出てきます。つまり、自分の仕事が、企業全体の使命の実現につながるように成果を出すという使命感です。
・第四項 使命感がもたらしてくれるもの。使命感を持つことは、少なくとも次の8つのことをもたらしてくれます。①「使命感は責任に通じる」。その結果、お客様にとって本当にいい仕事ができます。②「使命感は職業的良心に通じる」。企業人としての正しい倫理観、道徳観、価値観の根っこを、使命感の共有はもたらしてくれます。③「使命感は内発的動機を高めてくれる」。使命感が心の中に打ち立てられると、自然と「もっと高い目標を実現したい。もつと高い基準を実現したい」という気持ちがわいてくるはずです。④「使命感は、あなたをめげない人に育ててくれる」。失敗しても、絶対に成功させてやる。絶対に見返してやる。絶対に次はもっとうまくやってやる」という気持ちが湧き上がってくるはずです。その結果、何度でもリングに上がることができる自分を作り出してくれます。⑤「使命感は、あなたのチームのメンバーに方向性を与えてくれる」。使命感という名の、誰の目から見ても分かりやすい方向性は、メンバーに努力する希望と夢を与えてくれます。⑥「使命感は、あなたのチームに、優秀な人材をもたらす」。お金は重要なことですが、本当に優秀な人を引き付けるためには、社会的意義のある使命感が重要なカギを握ります。⑦「使命感は、あなたの会社が何者か明確にしてくれる」。使命感に基づいて地道に経営をやっていけば実績が生まれ、故渡場だけではない信頼感を与えることができます。⑧「使命感はあなたに判断基準を与える」。使命感は、会社を運営する志であり、普遍的な目的ですから、経営者のすべての判断基準になります。それは、経営者としての自分を律するルール、人生のルールにすべきことです。
・第五項 使命の実現を脅かすものと戦う。次から述べるような5つの兆候に気づいたら、即、戦っていく覚悟を経営者は持ってほしいと思います。①「自己都合、あるいは強者の理論が横行している」。大企業で立場が強い会社が使命感を忘れると、謙虚さも忘れて、取引先、あるいはメンバーに対して強者の理論で仕事をする兆候が出てきます。そのようなことをやっていると、いざという時、本当に協力してくれる仲間を失います。経営者は常に危機感を持って戦っていかなければなりません。②「横並びやモノマネで何かをやろうとする」。使命の実現は、自分たち独自の価値観の提供があってこそ、お客様に認知され、達成できます。経営者は「何事も最初にやろうとする」 行動を鼓舞するようにしないといけません。③「頭の中が機械的、作業的で、マニュアル思考になっている」。自分たちの使命に対する緊張感がなくなってくると、仕事を漫然とやるようになって行きます。こうした兆候が表れてきたら、大いなる危機感を持って経営者は戦い、考えられる組織に引き戻すように厳しく当たらないといけません。④「何事も官僚主義的になっている」。使命感がうまく共有できていないと、官僚的な、血の通っていない仕事のやり方が目立つようになって行きます。例えば、・計画立案と数値分析ばかりで、現場には上から目線で一方的に指示を出す。・自分で問題を発見せず、人の報告任せで判断する。・報告書の数値づくりに一所懸命になる。・お客様ではなく、会社の偉い人や上司、あるいは本部を見て仕事をする。・優先度はなく、自分のやりやすい仕事ばかりする。・評論が多く、実行しない。・失敗を恐れて、挑戦を避ける。前例主義的な意思決定をされた商品や商売が多くみられる。・全体最適ではなく、部分最適が横行する。官僚主義は、お客様都合の経営と対極にあるものです。経営者は必ず戦うようにしてください。⑤「評価が甘くなり、実力以外の要素で人事が行われる」。使命感を忘れた、そこそこで満足する組織では、しっかりと個人と向き合った取り組みを避け、結果として甘い評価をしてしまいます。そうした組織では、下手をすると、実力ではなく上司へのおべっかや立ち回りが上手な人が登用され始めます。実力主義の公正さを失った人事は、社員のモチベーションを下げ、経営者に対する信頼を喪失させます。人事は、経営者が自分自身を一番厳しく律ししなければいけないマネジメント領域です。
・第六項 危機に際しての経営者の行動。私は危機に際して、次のように行動すると昔から決めている。まずは、経営者として先頭に立つ。何かが起こったら、率先して情報を収集し、出来るだけ早く対応策を決断し、具体的な行動に落とし込む。そして、その決断に沿って、各現場のリーダーが権限を持って、刻々と変化する現実に対応していく体制を整える。この一連の動きを実行できるのは、組織にお準備すいてトップしかいない。また、従業員や社会に向かっては第一声をすぐに準備する。準備ができ次第、なるべく早く発信する。その際に大事なのが、現実を直視することだ。何より大切なのは情報公開だ。その場合でも「今は厳しい状況だが、いずれこうしていく」と付け加える。危機の時ほどトップの真の資質が問われる。危機に際してはリーダーが素早く適切な判断を下さないと致命傷になりかねない。
・第七項 理想企業を目指して、人生と対峙するように生きる。私から1つお願いしたいことは、経営者となる人には全員、理想や未来の希望を強く持って経営してほしいということです。理想を抱かなくては何も始まりません。自分と正面から向き合って、自分の人生と対決するように生きていってほしいと思っています。自分との戦いの日々に買った人だけが、理想に近づけるのです。1人ひとりが理想企業を目指して追究し、人生と対決するように生きていく。そうした経営を実行していけば、きっと社会はよい方向に変わっていくはずです。
解説。この「経営者になるためのノートは、ユニクロの執行役員の教育から始まり、現在は店長までがこのノートを使った教育を受けている。取り組みの成否は、ファーストリテイリング社の業績が全てであろう。実際に今も社内で使用している。配布にあたっては1人ひとりにシリアルナンバーをふって社外秘にしている。それをなぜ柳井さんは出版したのか。それは、日本をもっと元気にしたい、世界をもっとよい世界にしたいという柳井さんの強烈な思いである。日本や世界には、自分よりポテンシャルのある人がたくさんいる。正しい考え方を早いうちに知れば、もっと成果を伸ばせる人、大きなことができる人がたくさんいる。そのために、経営者になりたい人、あるいは経営者を育てたい人に、このノートを使ってもらって、自分を踏み台の1つにして、多くの人が成長して、社会を幸せにして欲しいという思いである。 (株式会社 道 代表取締役社長 河合太介)
・3.9.伊藤氏がデジタル庁委員を退任 エプスタイン関係巡り。松本尚デジタル相は6日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した米富豪エプスタイン氏との関係が報じられた伊藤穣一千葉工業大学長が、同庁の「デジタル社会構想会議」の委員を任期途中で退任すると明らかにした。伊藤氏がホームページ上の声明で、今月末での退任の意向を示したことを踏まえ「本人の意向を尊重したい」と述べた。「ジャニーズ事務所の時もそうだったが新聞は記者クラブ放送業界は電通が支配しているため横並びなため不都合なことは報道しない。週刊新潮や文春以外はとくダネなどない。エプスタイン文書についてもSNS以外では未だに殆ど伝えていない。恐らくオールドメディアはエプスタインと繋がっている。」「2026年の新文書公開により、伊藤氏の「関与の深さ」が改めて浮き彫りになった。」「第一に、エプスタイン氏とのメール交換が1万通を超えていた事実だ。単なる寄付者を超え、氏のメールセキュリティ対策を技術的に助言する「側近」のような関係だったことが判明した。第二に、通称「性搾取の島」への訪問が1回ではなく、計3回に及んでいた証拠が示唆されている。第三に、日本国内での「アテンド役」だ。性犯罪の共犯者とされるギレーヌ・マックスウェルらを招き、自身の妻と共に東京や京都を案内。大手企業へのインターン紹介を裏で調整した記録も残っていた。第四に、これら工作を重く見た世界最大のハッカー会議「DEF CON」から2026年2月に永久追放されたことだ。」「これらは「知らなかった」という過去の釈明を根底から覆すものであり、彼が巨悪のネットワークを日本へ引き入れる「門番」だった疑いを強く抱かせている」「海外で起きていること考えれば静かな日本です。海外メディアでは、エプスタインの中心人物と言われていますからね。権力者の性的なことがあると日本はいつも報じなくなりますが、この件は人食いの話まで言われており、人身売買に近いかと。ジャニーズと同様海外メディア見ていないと中々本質までは分かりにくいかと。このまま国の機関の委員を務めていたら、国際的に大問題になりますからね。もっと早く辞任すべきだったと思います。」「千葉工業大学の学長は引き続き続けるようですが、このままでは国際問題になりそうな気がします。私立大学といえども、国民が納めた税金から多額の助成金が支払われています。国としても問題視すべきだと思います。」
・https://www.youtube.com/watch?v=-y0bFftaqGY 闇すぎるエプスタイン】千葉工大が伊藤穣一氏を擁護する理由とは・・・?あの財団との「驚愕の接点」。「桜井よしこさんも、闇」「これだけエプの実態が世界中で広まり認識されていて、関係者の逮捕、辞職が相次いでいるにそれに関係する学長の写真やメールが暴露されているのに「問題無し」という千葉工大は、自分たちも仲間、という自白だと思われても仕方ないよ。」
・https://www.youtube.com/watch?v=rxYU-Xg2cDk。“エプスタイン文書”に日本人 名前が8000回以上記載 政府プロジェクトに暗雲?【news23】|TBS NEWS DIG。「こんなの前から知ってた。ニューヨークタイムズが報じてから、やっと日本のメディアも報じるんだね。
日本の自浄作用が全く機能してない」
・3.3. ホーキング博士、エプスタイン資料から“島でビキニ女性に囲まれた姿”の写真発見 世界に衝撃。今1月30日にアメリカ司法省が新たに300万ページに及ぶ資料を公開して以来、世界中を震撼させているエプスタイン文書。イギリスやノルウェー、アメリカでは財界や政界、学術職関係者たちが未成年者への性的人身売買などの罪で起訴された性犯罪者、故・エプスタインとの関係を巡り、辞任する事態が続出。25日には、アメリカの元財務長官でハーヴァード大学の学長も務めたラリー・サマーズ氏が辞任を発表したばかり。
●【ヒラリー・クリントン】悪魔崇拝儀式を行い、少女の顔の皮を生きたまま剥ぎ、松果体を食べ、腸を取り出して首輪にしたとの証言がXで拡散 ヒラリーの犯罪を調査した人物40人以上が死亡したとの情報も。https://rapt-plusalpha.com/135321/
●【エプスタイン文書】ビル・ゲイツとジェフリー・エプスタインが、コロナ流行前の2017年にパンデミックのシミュレーションを計画していたことが判明。https://rapt-plusalpha.com/135186/
●【伊藤穣一】エプスタインとの親密な関係がXで再び話題に 日本人女性の人身売買や顧客のアテンドに関与か?https://rapt-plusalpha.com/135158/
●【小山田圭吾のはとこ】少女売春のエプスタインと親交のあった伊藤穰一が、デジタル庁のトップに就任。伊藤穰一は筋金入りの創価人脈で、かつ少女買春の元締めだったジェフェリー・エプスタインから資金提供を受けていたことが発覚しています。
・2.26. ビル・ゲイツ氏、ロシア人女性2人との不倫認める エプスタイン元被告による犯罪への関与は否定。開示されたメールの下書きの中で、エプスタイン元被告はゲイツ氏が不倫していたと主張。自身とゲイツ氏との関係について、「ロシア人少女たちとの性行為の結果に対処するためにビルが薬を手に入れるのを手助けしたことから、既婚女性との密会を手助けしたことまで」多岐にわたると記している。
・https://x.com/palilayyaka/status/2023239786048200727 このカルト狂信者達は、他人の子供を誘拐しては生贄にするので、当然、問題視され、歴史の中で何度も潰されかけたのですが、生き延びた信者達が財力を使って政治家を買収したり、自分達の仲間を政治家にしたりして、「権力者を抱き込んで、潰されないようにするシステム」を長い時間をかけて構築しました。それが今、エプスタイン文書で暴かれて大騒ぎになっているんです。もちろん、なかには権力者と繋がって儲けたかっただけの人や、ただの小児性愛者もいると思いますが、基本は悪魔崇拝という信仰が根底にあって出来上がったネットワークです。
・エプスタインファイル?の話を聞いていて、なぜあんなにも異常者が多いんですか?例えその一瞬は気を紛らわせても人を殺したり食べたりすれば後々、精神が壊れると思うのですが。そんな揃いも揃って有名人がサイコパスしかいないなんて事ありえます?「大昔から続くカルト教団だからです。子供達を拷問して殺すのは、悪魔に生贄を捧げるための宗教儀式です。その歴史は古く、聖書のなかにも「邪神モレクに赤ちゃんを捧げる儀式」が描かれています。邪神というのは悪魔のことです。人間の子供や赤ちゃんの生贄を好み、特に、拷問して苦しめてから捧げることを望むと言われています。昔はキリスト教徒の子供達がたくさん犠牲になりました。悪魔崇拝は、キリスト教など神を信仰する人々を敵視しています。エプスタインが人身売買に使っていた銀行口座は『Baal』という名前でした。Baal(バアル)も旧約聖書に出てくる悪魔の名前で、モレクと同じく子供の生贄を欲しがります。
・この時代に全ての悪が明らかになります。いい加減、メディアに洗脳されている日本人もメディアが自分たちの都合の良いように嘘ばっかり報道してことに気づくでしょう。千葉工業大学の学長である伊藤穣一さんの名前が何度も登場します。アメリカ司法省の公式サイトで、エプスタイン文書を原文で読むこともできますよ。「Joi Ito」と入れて検索すると沢山ヒットします。https://www.justice.gov/epstein エプスタインに親しげなメールを送った内容も公開されています。(日本語直訳)ヘイ、ジェフリー、「日本」/「犬」の件で進捗を確認したくて連絡しました。(そう、私の頭の中ではもうこの二つが完全に一つのことになってしまっています。)もし義務感みたいなものを感じていたら、それを完全に解放してあげても全然構いません。ただ自分のスケジュールを少し整理しようとしているだけです。Reidと私も、いつ島に行けるかを検討していて、年末までの予定をいろいろ考えているところです。もし今年の「日本」が難しいと思うなら、教えてください。「犬」についてはプランBを進め始めます。Joi。
