ロジカルシンキングの原理原則 8 ロジカルな思考法3  6W2H法・PDCA法・SDS法

・6W2H法 : 日本人は、お互いの考えていることが理解できる「察する文化」があります。詳細な説明をしなくても分かり合えることが前提になっていあります。友人との会話レベルでしたら、問題はありませんが、ビジネスでは「察する文化」を前提に、説明やプレゼンをすることは誤解を生じる原因になります。そのような説明を聞くと「わかりにくい」「説明を端折っている」と感じます。分かりやすい話し方の基本は、主語・述語・目的語を明確にして話します。「主語・誰が」「目的語・何のために」「述語・何をするのか」を意識します。より分かりやすくするためには、話の内容を整理して伝える必要があります。その代表的な思考の整理法が6W2H法です。6W2H法とは6W2Hでやろうとしていることを整理するビジネスの基本フレームワークです。全体像をあらわすものが「What(なにを)「Why(なぜ)」です。人の要素を表すものが「Who(だれが)」「Whom(だれに)」です。運営の要素を表すものが、「When(いつ)「Where(どこで)」「How(どうやって)」「How much(いくらで)」です。プレゼンの実施やプロジェクトの計画などの時には、この項目で整理して考えていました。5W1Hが一般的ですが、ビジネスでは、「Whom・How much」も必要です。
・So What ? Why So ? : 目的と理由を聞く基本の質問話法です。なぜSoが前と後に付くか調べました。「So」には「接続詞」と「副詞」2つの品詞がありますます。接続詞は「だから」「それで」の意味です。 接続詞は、文章と文章をくっつける役割をします。文頭にくる「So」は接続詞です。副詞は「そのように」「そう」という意味です。副詞は、形容詞や動詞を修飾します。ここからは僕の推測ですが、「So What ?」のSoは接続詞で「だからあなたは何がしたいの」「So what do you want to do」のSoです。「Why So ?」のSoは、副詞で「なぜあなたはそう考えるの」「Why do you think so」のSoだと考えています。「So What?(だから何?)」「Why So?(それはなぜ?)」と問い掛けることで、ロジカルに考えることを誘導します。「So What?」とは、現在持っている情報から導き出せる結論を見つけ出す作業になります。結論(仮説)は何らかの状況や事実に基づいて生成されます。So What?で「結局どういうことか」を答えてもらいます。「だから何?」と質問をして「目的」を答えてもらいます。「Why So?」とは、「So What?」した結論に対して、理由や根拠を確認する質問です。Why So?というのは、So What?した結論に「なぜそういうことが言えるのか」を問いかけます。それはなぜ?」と質問をして「理由」を答えてもらいます。相互に補完し合う「質問話法」です。
・PREP法 : PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話を展開するフレームワークのこと。PREP法は、文書やプレゼンテーション等における文章構成方法の一つです。例えば、結論は、△△国に、進出したいと考えている。理由は、この後の経済発展が見込めるから。具体例1は、経済成長率が3年連続8%超えている。具体例2は、個人所得の伸び率が去年は11%。・結論は、進出するメリットがあると考える論理展開になります。
・SDS法 : SDS法とは「Summary(要点)」→「Details(詳細)」→「Summary(要点)」の順に話を展開していくフレームワークのこと。プレゼンテーションや文章などにおいて、聞き手・読み手の理解を促したいときに有効な表現手法です。最初に紹介するモノやサービスの概要を伝える。次にそれに関する詳細な説明を述べる。最後にそれらを総合し、まとめを述べる論理展開になります。
人は、最初に聞いたことと最後に聞いたことが印象に残ります。ですからPREP法もSDS法も重要な点を最初と最後に繰り返して強調します。スティーブン・ジョブズは、プレゼンの天才と言われています。聞いてみるとPREP法もSDS法を頻繁に使っています。

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